1818.6m | |
2001.10.27-28 |
参加者:小松夫妻、阿部薫、阿部照子、小野寺、渡辺、阿部 |
猪苗代磐梯高原インター出口より望む |
27日久々に会社の仲間と磐梯山に登る。猪苗代湖側からゴールドライン(有料730円)に入ると紅葉が最盛期を迎え、ハンドルさばきが怪しくなる。しかし、八方台駐車場では、木々の葉が散った後で初冬を感じさせていた。
9:20駐車場は相変わらず満車状態で、先に着いた仲間に辛うじて駐車スペースを確保してもらった。合流した仲間と身支度を済ませ出発。登山道いっぱいに広がる落ち葉を踏みしめ、心地よい音に酔いながら進む。
中ノ湯の分岐からはまだ解けきらない霜柱が現れ、登山道がかなり滑りやすくなっていた。足下に注意しながら慎重に高度を稼ぐ。木立は葉が散ったため、結構見通しがよい。夏には発見できなかった景色が見られ楽しいものだ。
この日も登山者がかなり多く、すでに下る人もいてすれ違うのも大変だ。日が明るく射して暑からず寒からずの天候に、みんなも満足して登る。弘法清水でビールを調達して乾杯するが、営業はそろそろ終わりにするらしい。店じまいが近いので何とかセールをやっていた。
清水から山頂までは、道がさらに滑りやすく登山者・下山者ともに気ずかいペースが鈍る。山頂は降りた人がかなりいたにもかかわらず超満員だ。一緒の仲間は初めての磐梯山に感激し、360度の大パノラマに酔いしれている。フィルムを使い果たすほどシャッターを押し、よその登山者のカメラまでも押してあげていた。
下山時になっても腐ったままで道は乾かず案の定、滑って転ぶ人もいたが大事にいたらず無事下山する。登山口近くには仲間とはぐれた登山者がいて、いろいろ手を貸すが、結局はぐれてから約3時間後に無事再会できて安心する。忘れかけていた、大きな教訓を思い出す一日だった。尚、檜原湖付近の紅葉は見頃を過ぎようとしていた。