函館散策
ベイエリア金森倉庫 |
1997.9.6−7 13名参加 一関から新幹線と特急電車を乗り継いで約4時間で函館に着く。青函トンネルのありがたさを知る。 駅を出ると、頼んでいたキングタクシーの佐藤さんが出迎えた。不慣れな土地は、全面的にお願いした方がいいようだ。 早速、ベイエリヤに向かい金森倉庫群の、こざっぱりと改造されたビアホールで昼食をとる。もちろん、黒生でカンパーイとなった。うまいっ!!。 腹こなしに、ここの倉庫群を小1時間散策する。北海道名物から、趣味で作ったような小物までかなりの種類の商品が売られている。1日いても飽きないだろう。 つづいて、徒歩で数分の明治館にいく。ここは、建物が明治に造られたらしいが中には、ガラス製品とオネゴールが展示販売されている。またガラスコーナーでは、ガラス細工の実演も見ることができた。この場所もじっくり時間をかけて見たい。 異国情緒たっぷりの町並みを、佐藤さんが名調子で案内する。首の運動をしながら、立ち待ち岬に着く。 なかなかの絶景である。少々霞んでいたが、下北半島や今晩の宿の湯ノ川温泉もみえる。この時期珍しく、ハマナスが数輪咲いていた。40分位散策し今日の最終目的地、函館山へ向かうが、主な所を通過しながら時間をかせぐ。 頂上に向かうロープウエーイ駅は満員のようだ。少し早く山頂に行かないと駐車場が満杯になるらしい。佐藤さんも気にしながら運転するが、あと数百メータの所で渋滞が始まった。後ろのバスからは、歩き始めた人もいる。よし、我々も歩こうということになり、みんなのあとに続く。5分ぐらいの近道をいくと、山頂は人であふれていた。 隙間を探し、日が暮れるのを待つ。もうちらほら町に灯りがともっている。5:30頃人をかき分け手すりにいくと、すごい、素晴らしい夜景が現れた。百万いや、一千万ドルの夜景である。何回も交代しながら脳裏に、夜景をたたき込む。佐藤さんいわくこの夜景を見ながら女性に迫ると、100%YESと言うそうである。納得!!。 次の日一番に、函館駅前朝市に向かう。どの店もカニだらけだが、特に安い?佐藤さんの案内する店にいく。差し出してくれたカニをほうばりながら、品さだめをするが、値段はどの店も同じ様である。あとは、交渉次第だった。魚屋でメロンを買う人もいる?脂がのってうまいだろうなー。 この日帰るなら、持ち帰りがいい。冷やして発送してくれるが、1−2日待たないと着かないし、せっかく値切っても5−600円高くつく。 つづき、ハスカップアイスを食べながら旧函舘区公会堂に行く。ここは、今も音楽会などが催され、この日も学生ふうの方々がクラリネット・アンサンブルを聞かせていた。また、当時の衣装を試着する事もでき、華やかに記念撮影もできる。 この公会堂の下には、異国情緒たっぷりの元町公園があり、さらに、旧イギリス領事館、少し歩くと北島三郎の中退校である函館西高校もある。この元町かいわいは、TVCMの制作地としても有名らしい。デートスポットでもあるらしい。もう少し若かったらなー。残念? 佐藤さんの名調子を聞きながら、五稜郭にいく。ここに来たら、是非タワーに登らなければならない。広すぎて、短時間で回れないからだ。ただし、エレベーターの時間待ちがたいへんだ。春には、桜の花見もいいそうだ。 次に、トラピスチヌ修道院にいく。なかなか清楚なかまえである。ここに暮らす人は自給自足で、少しのバター飴、お菓子などを作り俗世間から完全に隔離され、親の死に目にも会えないらしい。一生ここで暮らすらしい。本人達は自覚しているだろうが、聞くだけでもいたたまれない。 昼食後、旧函館桟橋に係留してある摩周丸に乗る。なつかしい、青函連絡船は、うん十年前に乗ったことがあつた。らくだ色のモーフに畳の座席、ドラの音も聞こえてきそうである。 函館、ほかにまだまだ見所があるが、時間がなかった。もう2日位必要らししい。また来るどー。 尚、キングタクシーさんからは、CM料も、なにもいただいておりません。佐藤さんお世話様になりました。 | |
明治館ガラス工房 |
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立ち待ち岬 |
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函館山からの夜景 |
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朝市 |
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元町公園 |
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八幡坂より摩周丸 |
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トラピスチヌ修道院 |