朝日連峰
竜門山ー西朝日ー大朝日岳
竜門小屋からの御来光 |
タナネマツムシソウ |
1995.9.8−9 参加者 森、阿部 一関から尾花沢経由で、約4時間で大井沢の奥、日暮沢小屋に着いた。 ここで早い昼食をとり、竜門山に向かう。ブナ林の平坦な道が100m位続き、始めは楽かなと思っていたら、突然急登となり驚く。道は木の根や石が不安定につづき、登りはいいが下りを思うと気が滅入る。30分位あくせく登ると、安定した道に出て一休みする。 ここからは、森林浴をしながらゆっくり登り、樹林がきれる頃には傾斜も緩くなった。このあたりから、一部の視界が開け気も楽になるが、二人ともかなりバテぎみだ。尾根に入ると清太岩山や竜門小屋も見えたが、大朝日方面はガスって良く見えない。清太岩山に着いたのは、歩き出して3時間も立ってからだった。 歩いている時間はコースタイム通りだったが、休憩が長すぎた。15分ほど歩くと待望のマツムシソウに出合い、何十年ぶりの再会に感激する。今回の山行は、この花の写真を撮るのが目的たった。「まだ上にもあんべ」と言いながら、黙々と写真をとる。 竜門小屋はそこに見えるのだが、バテてかなり遠く感じる。1時間以上オバーして、着いたのは4:20だった。小屋は、8割ほどが埋まっていた。 次の日は、雲が朝日に真っ赤に染まり素晴らしい御来光だった。朝食後、サブザックに詰め替え大朝日に向かう。 朝の雲もとれ快適に歩き、西朝日からは以東岳や飯豊連峰がクッキリと望めた。中岳をまき、大朝日岳が見え出すと、形の良いマツムシソウがあり、写真撮りに夢中になる。 大朝日までは、ほぼコースタイム通りだった。新しくなった朝日鉱泉のナチュラリストの家も以外に近く見える。 360度の大パノラマを1時間ほど楽しんで、再びもとの道を戻る。往復6時間ほどかけた。 天気予報を聞くと、夜雨になりそうだったので寒江山方面の散策をやめて、日暮沢小屋まで降りることにした。この日歩き通しだったので、ブナ林に入った頃には、ヒザも笑いだし、二人とも脂汗をかきながら下山する。小雨がふりだし、我慢して小屋に急ぐ。 小屋は、貸し切り状態だったが夜遅く、2人パーテイが入り、楽しく過ごす。翌日、大井沢の伝承館などを見学して帰途につく。 |
すぐの急登 | |
奥、以東岳 | ||
大朝日岳 | ||
飯豊連峰 | ||
奥、大朝日岳 | ||
大井沢伝承館 |