山形県 | アベニールde気まぐれドライブ | |
村山・庄内・最上ケチケチ・ツアー | 2010.9.4〜5 |
8月、某車販売店のキャンペーンに応募したのがそもそものきっかけ。あだるわげねぇぇべぇぇ・・と思いつつも、待てど暮らせど当選の通知がこない。行く気満々のかみさんに、つい遊び気が出てしまい応募したコースで「えってみっかぁぁ・・・」となった。 |
7時出発、東北道を南下して村田JCより順調に山形道に入った。おおざっぱには寄りって見る所を考えていたが、まだ決まっていない。山形北ICあたりから葉山や雲を被った月山が見えている。雲があがったら、姥ヶ岳も良いなぁぁなどと思いながら、景色の説明。やがて西川ICで一旦料金の精算。ETC土日割で1000円、更に直進すると月山ICまでは無料化実験路線だ。ケチケチツアーには丁度良いコース。 月山ICを降りると9時半近く、月山湖の噴水の打ち上げ時間にまに合う。みだごどねぇぇて言うがら、まずは、噴水の見物となった。 時間は少々早い。レストハウスで、土産物を鑑賞。鮎の塩焼きは小さい割には少々高く、終わりに近い桃は土産に買っても明日まで悪くなりそう。安いソフトクリームで舌を慣らす。 10時きっかり、噴水ショーが始まった。説明しながら見てもらうが、112mもピントこない様子。写真を取り合うが、我が写真は枠から外れて噴水のみしか写っていなかった。・・どご見で、しゃったぁぁおすたんだがぁ・・。 |
112mの大噴水 |
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ダム湖からは月山方面が良く見えないが、姥沢へ車を向ける。7月に二回も通った道、程なく志津の温泉街。泊まった清水屋さんの脇を通り、ドンドン高度を稼ぐ。天気が良ければリフトで姥ヶ岳まで登ってみようと思っていたが、相変わらずリフト頂上駅付近から上は雲の中だ。 姥沢駐車場でしばし景色を眺めていると、お孫さん連れの叔母さんがやってきて「上は風は弱いが曇っていて・・寒くて大変だから降りてきた・・」と言う。残念そうにしているかみさんをなだめ、引き返すことになった。車を112号に向けて下り出すと、木々の切れ目から大井沢が見える。・・そうだ、先日テレビで見た光景を確認しよう・・と、次は大井沢集落に行こう・・。 |
バックは姥ヶ岳方面 |
伝承館、写真を取り忘れ パンフレットより |
月山湖から約20分、朝日連峰の登山口のある懐かしい大井沢集落に入る。すると左側に「朝日山の家」というペンション風の建物が出来ていた。・・確か集落の中心部にあったはず、昔泊まった民宿が新築移転したのだろうか。十数年も来てないから変わっているのも当然だろう・・等と説明。間もなく、右側に天狗角力取山への登山口を発見。ここから少し歩くと「朝日山の家」だったなぁぁと思いだして徐行して進む。すると左側に大きな建物。どうやら日帰り温泉のようだ。またまた右側にテレビに出ていた新しい郵便局、反対側奥に雨漏りを見上げていた東京の通信会社に勤める何とかさんの実家。かやぶき屋根は一部修復されていた。再び右側、あの朝日山の家か?見覚えのある建物が見える。壊さず、今も利用しているのか・・。 首が忙しい、きょろきょろ我が集落のような、懐かしい風景に感激しながら「自然と匠の伝承館」にたどり着く。入館料大人1名200円、展示物は殆ど変わっていないが、かみさんは興味津々。予約は必要だが体験コーナーも色々ある。小一時間のんびり巡ってお昼時。・・古寺に行きたかったが、腹が減って・・。温泉施設に戻ってみたら一品料理のみで、国道112号まで出てドライブインに直行。 |
ブルー系のバスは農村・漁村エリア行き。満員バスに揺られて約4分。手植えされた田圃や草葺き屋根の小屋が現れる。時代劇の風景そのものであり、日本の原風景だったように見える。数々の映画の撮影がされたセット郡であり、撮影された映画の説明や役者さん達の説明板も置かれている。また、DVDも映されている小屋もありなかなか楽しい。
五階に通され窓を開けてかみさんがビックリ、目の前に海水浴場と日本海が広がる。・・・隠していたわけではないが、湯野浜と言ったら日本海は当たりまえ。方向音痴が災いして、喜んでもらえたのは少し嬉しい感じ。陽が沈む前に温泉に浸かり、待望の夕日を待つ。 まあまあの夕日を撮って・・夕食だ。ジョッキ一杯サービス、かみさんとの二杯目は腹が苦しく何とか流し込む。塩分控えめの食事は少し物足りない感じだが、全部食ってやったちゃ。まあまあ・・満足の一日だった。 |
山門の脇に小さな池を見つけ覗き込むが、人慣れした真鯉が3匹と食用蛙のおたまじゃくし?が泳いでいる。人面魚は遙か右上に20分ほど登った所の「かいばみの池」にいるらしい。比較的大きな池、見つけるのは運次第らしいので諦める。
天気は快晴、駐車場に戻る頃には気温も上がり汗ばんだまま車に乗り込む。クーラーのファンを目一杯回し、羽黒山の三神合祭殿に進む。観光客はまだ疎ら、分厚い茅葺きの屋根に朱色の総漆塗りの大社殿は迫力満点である。屋根の修復は終わっていた。かみさんもご満悦の様子。前回のパンフレットを見ていたおかげで、余計な説明はいらない。手を合わせ、だだ、まじまじと見入るばかり。
再び国道47号にのり新庄へ進むが、燃料が心細くなりスタンドを探す。しかし134とか135の文字で、どのスタンドも同じだ。協定価格か・・宮城に入れば安いだろう・・と先に進む。
燃料を補給したので、花山を通らず高清水経由で自宅にゴール。夕方、用事があるので早帰りとなったが、楽しいケチケチドライブでした。総走行距離は、約535kmだった。 |