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四季折々の山情報がいっぱい!!次回の山行、来年の山行にお役立て下さい
”山行日記”に移動したものは、削除しました。また、一年を過ぎたものは近日中に削除します。
山行日記をご利用ください。

2015(H27)−2011(H23)


H27.12.3

   鞍掛山  納山・忘年会ハイク

 相の沢キャンプ場−西側コース−山頂−東側コース−相の沢キャンプ場  参加者:森、吉家、浅沼、千葉、阿部


相の沢キャンプ場(登山口)
 前回の山行帰りに「八幡平温泉郷に、良い宿泊施設がある・・」との話しが出る。いいね・・いいね・・、忘年会は、そこでやろう!と言うことになった。しかし、12月の土・日は各員の予定が立て込み平日の開催となった。また、せっかく岩手山方面に行くなら、腹へらしを兼ねて鞍掛山に登ろうと決まる。

 3日、小雨模様だが、山に登る予定時間の9時に出発する。高速道は、横風のため50kmや80kmの速度規制がかかり、比較的のんびりと走る。紫波PAあたりから雨は上がったが、ガスがかかり見通しは良くない。コンビニに寄るため、盛岡ICで高速を降りて、小岩井農場経由で相の沢キャンプ場登山口に着く。


高台展望台手前の広葉樹林帯
 広い駐車場には、車3台ほど有るだけで閑散としている。登山者は居ない模様の中、身支度を整えて11:25出発する。心地よい樹林帯を15分ほど進むと、チラチラと雪面が現れて冬山の装いに感激する。高度が上がると、しだいにガスが濃くなり樹林帯は幻想的な雰囲気となる。新コースとの分岐付近からは少々急な道となり、凍り付いた登山道は(長靴のため)滑りやすく慎重に進む。

 15分程我慢の登りを過ぎると道はやや平坦になり、やがて高台展望台に着く。120度程は開けているが、ガスですぐ下の牧場しか見えず少しガッカリ。小休止して、一旦小沢のある分岐に下る。周りの積雪は15Cm程になり、分岐からは傾斜も強まり益々滑りやすくなっている。

 慎重に高度を稼ぎ、尾根に出ると展望の利きそうな所が出てくる。しかし、益々ガスが濃くなり展望は利かない。やや傾斜の緩い尾根筋を進むと、階段が見えて少々きつい登りとなる。数カ所の階段を登りきり、灌木の背丈がやや低くなって鞍掛山の山頂に出る。岩手山のどてっ腹が、直ぐ目の前に見えるはずだが、全く展望はない。山頂の展望図を見て気持ちを慰める。次の機会を期待しながら昼食とする。

 気温はさほど低くなく、火照った体に丁度良い風。20分ほど火照りを癒して、風除けを羽織り下山開始する。ダケカンバや赤松の樹林帯を足早に下り、水場上の分岐から東側コースを取って下山。背丈のあるコナラ林には、エンレイソウやスミレの仲間も咲くそうだ。新緑の季節も、楽しみがいっぱいありそうな樹林帯が続く。


尾根筋の開けた所にて
 ノンストップで下ると、さすがに膝に効く。年齢に合わせて下れば良かった・・と思っていると林道が現れる。大きな案内図を見ながら、少し足を止めてキャンプ場へと進む。小雨が降り出したが、雨具は羽織らず足を早めて相の沢登山口に戻る。

 キャンプ場管理棟内は、蒔きストーブで暖かくなっていた。管理人のお姉さんとお話をしながら、少し暖を取らせて貰う。前回、吉家氏の仲間が落としたと言う万歩計を預かり、忘年会会場の八幡平温泉郷へ向けて登山口を後にする。

コース時刻:相の沢登山口11:25−(西側コース)−12:10高台展望台12:17−12:53山頂13:20−(東側コース)−14:12相の沢登山口

 近道はあるが、飲物やつまみの買い出しもあるので国道282号経由で進む。買い出しを終えて県道23号を進むと、やっと白雪をまとった岩手山の腹が見えて感激。道の周りには全く雪もなくルンルン気分で進み、宿泊施設に4時少し前に到着する。


鞍掛山・山頂
 立派な施設に感動、早速温泉を満喫する。この日は、我らグループのみの貸し切り状態。部屋で喉を潤し、食道では鯛の開き兜煮等のごっつぉう・・。大宴会となった。・・・んでも、前・後期高齢者、以外に飲めなかったようだ。

 翌4日、周りは真っ白。車には20Cm程の積雪で、雪道を慎重に大更に向けて進む。時間があるので「道の駅・にしね」に立ち寄り帰途につく。

 腹減らし(ダイエット)登山のつもりが、かえって満腹状態となってしまった。全員、大満足の2日間だった。・・近い内に、また腹減らしをしないとねぇぇ・・。  阿部 記 

H27.11.4

   須川岳  温泉−山頂−笊森山荘−温泉コース   参加者:森、吉家、浅沼、阿部


名残ヶ原
 国道342号線は、11月5日の正午に冬期閉鎖に入った。登山に利用できる最終日の4日、須川岳のパトロールとして仲間4名で入山する。

 天気は、朝から終始快晴。国道は終盤になり夜間通行止め規制がかかり、8時に出発するも9時開門とあって真湯ゲートで15分ほど待たされる。そのおかげ?で、昔の会社の同僚と久しぶりに会ってしばし談笑できた。彼も、最後だから須川に登ると張り切っていた。


地獄谷から焼石岳を望む
 開門から約30分で、須川温泉駐車場に到着。身支度を整えて9時35分、山頂に向けて出発する。温泉では、露天風呂の囲いの解体や各窓の雪囲い作業で忙しそうだ。黙々と源泉の湯煙が快晴の青空にたなびく中を、心地よく進む。源泉の上部で振り返ると、真っ白に輝く鳥海山が優美な姿を見せている。久しぶりの快晴に、素晴らしい展望が期待できると心は弾む。

 登山道には前日の雨のせいか、所々に水たまりや泥濘があり少々歩き辛い。周りの灌木帯は、既に葉を落とし晩秋の装いだ。名残りヶ原を過ぎると、本格的な登山道に入る。再び水たまりと滑りやすそうな泥濘となり、慎重に高度を稼ぐ。

 ゼッタ沢を渡ると、日蔭に凍ったところが現れ足を取られそうになる。このあたりから上部は、先週の初めの新雪で真っ白くなっていたはずたが、殆ど解けて所々に残る程度。


鳥海山
 昭和湖で小休止を取り、胸つき八丁から一気に天狗平まで登る。周りは熊笹やハイマツの色が目立ち、一面に淡い緑のジュウタンを敷き詰めたようだ。一部の丸太や水たまりには氷が付き、滑りやすくなっている。霜柱も現れ、好天にもかかわらず気温は上がらない。汗ばんではいるが、冬を感じながら黙々と進む。


山頂にて
 天馬尾根に出ると、展望は一気に開ける。南西には白く輝く月山、葉山の奥には朝日連峰、更に左奥には飯豊連峰までもが見渡せる。山頂に近づくと北側の東焼石岳の奥に岩手山の頭も見えていた。素晴らしい。大絶景である。

 11時半少し過ぎ、山頂に到着。山頂には5−6名の登山者が居る程度で、殆どはいわかがみ平から登ってきた様子。時間が押しているので、少し絶景を堪能して笊森山荘を目差して下山開始。

 草紅葉は、既に枯れ葉色。まずは、所々にある残雪を踏んで磐井川源流部へ進む。源流を渡り、裏掛コース分岐から一旦源流に沿って藪こぎ状態。笹で足を滑らし、道を踏み外すアクシデント発生。斜面だけでも笹を払ってもらいたいと願う。


飯豊・朝日連峰を望む
 水場から小屋に向かって少し進むと、有り難いことに登山道が整備されていいた。敷かれた笹が少し足下を狂わすが、灌木が頭を撫でるとか体を擦る事なくすんなりと歩ける。12時半少し過ぎ、笊森山荘に到着、昼食を取る。


山頂下部から笊森山を望む
 小屋は、既に冬囲いや水周りの処置を終えていた。我らは手を掛けることなく、管理の阿部さんに感謝して小屋を後にする。再び水場を通過。道は産沼付近まで整備されていた。見通しの効かなくなった灌木帯の中を黙々と下る。途中、三途の川で小休止。色が無くなった中、ナナカマドの赤い実が一面に目立っている。そこからしばらくの間、ナナカマドの群落が続き、目を癒す。

 自然観察路分岐からは、来た道を黙々と引き返す。源泉上部から、まだ見えている鳥海山を眺め見納めにする。温泉の冬じまいは終わった様子。作業員も引き上げ、居るのは温泉の関係者のみのようだ。吉家さんは、温泉の幹部に最後の挨拶に行った。湯は抜かれているため、入浴せずに帰途につく。宮城側のいわかがみ平には、11月25日頃まで入れるらしい。それまでに、もう一度登りたいものだ。 阿部 記


冬じまいを終えた温泉
コース時刻:温泉9:35−10:20須川湖10:29−11:06天狗平11:14−11:33山頂11:42−12:21水場12:25−12:35笊森山荘13:18−14:15三途の川14:23−15:00温泉

H27.10.29

  女神山  ブナの原生林と滝めぐり   
  
   年金者組合一関支部の皆さんと(参加者:CL佐々木、浅沼、菊池、佐藤・盛、佐藤・徳、と阿部、計6名)


登山口
 10月29日、西和賀方面は雨の予想のなか、朝7時釣山駐車場を車2台に分乗して出発する。前沢から農免道を北上。国道107号は今だに通行止めのため、北上西ICより湯田ICまで高速(この区間無料)を利用してほっと湯田駅で小休止。すぐに登り出せるように雨具を着て出発。最盛期の紅葉を眺めながら9時半に相沢林道登山口に到着。

 素早く準備をして出発!と思いきや、靴が笑っているハプニングがあり、出発は9時51分となった。登山道脇のブナ林は既に葉を落としていたが、やや平坦な道を直登コース分岐まで小雨の中だが快適に進む。少し汗ばんできたので、一枚脱いで登りに備える。


急登を終えやや緩い道を行く
 分岐からは、やや急登となりピッチを落とし約20分間息を弾ませる。傾斜の緩んだ頃には気温も下がり、長い休憩は取られない。少し休んで黙々と広大なブナ林を進む。落ち葉のジュウタンは心地よく、ブナの実を拾って脂っこい味を楽しむ。ここまで食べられそうな茸類は殆ど見あたらない。

 県境コース分岐に近づくとガスがかかり、更に気温が下がる。手がかじかんで来た頃、県境コース分岐に到着。小休止後、あと20分ほどで女神山頂だが1名をおいて山頂に向かう。しかし、待って居る人の低体温症が心配されるので、10分ほど登って引き返す。

 再び分岐。立ったままで少し早い昼食を取ってエネルギー補給。10分ほどで食事を済ませ、県境コースを下り始める。こちらは、少々のアップダウンは有るが快適な下りとなっている。新緑の時期も見応えのあるコースだろう。行動中は雨も降ったり止んだりだがルンルン気分でブナ見平を通過、尾根の鞍部の秋田側との分岐で小休止。秋田側の平野部が霞んで見える。


県境コース・山頂 分岐
 いよいよ、滝郡に向かってのやや急な下りとなる。落ち葉が道を隠して歩きづらい。木の根や滑りやすい土に足を取られながら慎重に下る。小さな沢の両岸には素晴らしい紅葉が残り、足下の確認や周りの景色に眼の移動が忙しい。やがて木の間に岩からしみ出す小さな滝(岩清水)が見えて、降る滝入口に着く。辛い下りは、ここで終わりだ。


ブナ見平
 約5分ほど沢沿いを進むと、素晴らしい降る滝が待っていた。落差50mほどは有りそうで、雨の影響か水量も程良い大瀑布となっている。写真を撮りながら、しばし鑑賞にふける。滝から戻りながら倒木に生えるむき茸を発見し袋に詰める。

 周遊して再び直登コース分岐を通過。少し登山口側に進み、ザックを置いて白糸の滝へ5分ほど下る。整備はされているが、膝に応えるなかなかの急傾斜だ。こちらは落差30mほどだが、滝は裾野を広げて細く落ちるさまは、なかなかの圧巻だ。しばし鑑賞して急登を進み、ザックを回収して14時30分全員無事に登山口に到着する。

 雨具を脱いで足元を見てもあまり濡れていない。少々の汗が残り湿っぽい程度で済んだ。むき茸の収穫もあったが、ブナ林や滝郡の素晴らしい景観を楽しめたのは全員なかなかの収穫となった。


降る滝

白糸の滝
 再び紅葉の中のドライブ。ほっと湯田駅の温泉は洗剤が無いとのことで、錦秋湖SAの入浴施設(500円)に立寄り汗を流す。車に戻りいざ帰宅と思いきや、本線合流地点少し手前で大渋滞。事故で秋田道は通行止めとなっていた。戻るに戻れず、約1時間の箱詰めとなる。

 開通後は全線高速を利用しても、山での遊び過ぎも重なり予定帰宅時間より約1時間半強の遅れとなった。・・お風呂に入らなければ、通行止めに合わなかったのに・・と思ったが、やっぱり汗を流してスッキリしての帰宅の方が良かったのだ。と、思い直す。  阿部 記

コース時刻:一関7:00−9:30登山口9:51−直登分岐10:10−11:24県境コース分岐11:30−山頂中間11:40−11:45県境コース分岐11:57−尾根・秋田側分岐12:55−13:26降る滝13:38−白糸の滝14:13−14:30登山口−通行止−18:20一関  

H27.9.24

   須川岳(栗駒山)  温泉−山頂−笊森山荘−温泉


温泉上部にて 鳥海山が見える
 シルバーウィークも終わり、少しは須川も空いたか・・と、24日急遽紅葉の下見に出掛ける。天気の方も24日は雨にならないとの予想で、高曇りの中、順調に須川温泉に向けて進む。

 途中からの霧を抜けると、色づき始めた山頂方面が見える。温泉付近の、風通しの良い所と思われる灌木帯が色づき始めている。山頂方面も(紅葉の)良さそうな山肌をしている。早速、8:45須川温泉を出発する。


お花畑 南端にて
 少し登り、振り返ると色づき始めた灌木の遥か奥に鳥海山が見えている。幸先の良いスタートとなった。足の調子が悪く、久々の山行であるためゆっくりと進む。登山道付近のダケカンバなど、紅葉に程遠い木々もある。

 お花畑に出ると、まあまあの光景が迫る。色付き具合は全体で6割位に感じる。木道を進みながら、撮影ポイントを探しルンルン気分で進む。ゆげやま分岐付近からは、丁度良い色づき具合でカメラ操作に忙しくなる。


山頂からの斜面

天狗岩を見上げる
 数組の登山者を追い抜くが、後ろから盛岡方面から来た団体さんが追ってくる。40〜50名はいる様子。ゼッタ沢には、7〜8名の団体さんもいる。混み合わないうちに・・と、少々足取りも速くなる。

 少々汗ばんできた頃、昭和湖に着く。ここから上部は、紅葉の最盛期だ。あと5〜6日は見頃がつづきそうだ。数分休憩して登りに取り付く。


天狗岩上部付近にて

山頂にて
 ややきつい木の階段を登りきると、鮮やかな紅葉が迫ってくる。昨年より数日遅れぐらいで、山頂からの斜面が見頃となっている。しかし一部の灌木では、葉が半分枯れた(ちじれた)状態のため発色の無いものも多く見られる。夏場の乾燥にやられた木々かもしれない。

 更に進むとパトロール中の阿部さんと出会い、しばし談笑してから天狗平に進む。天狗平に出ると、風あたりが少し強くなる。宮城側は低く雲海がかかり、虎毛山の頭らしきものがやっと見えている。岩手側や秋田側は霞んではいるが良く見えている。頭上は高曇り、時々宮城側の斜面からガスが沸いてくる。

 少し冷えてきたので、尾根筋を急いで進む。下山の登山者も増えて、少々すれ違いに時間が掛かる。思っていたより先客が多かった。山頂はタイミング悪くガスがかかり風も強く、早々に登山者は下山していった様子。付近の紅葉は終盤を迎えている。


分岐から東栗駒山を望む
 ここまでの登山道は、先日の豪雨の影響も少なく何時もと同じ様だ。風を避け小休止をして、磐井川源流方面に向けて下山開始する。

 東栗駒(イワカガミ平)分岐からの展望も良く、色づき始めた草紅葉や東栗駒付近の赤や黄色も鮮やかだ。少し下がった斜面には、シロバナトウチソウやアキノキリンソウにエゾオヤマリンドウが咲いていた。しばし草紅葉がつづき、磐井川源流部に着く。


源流部に咲くチョウジギク
 源流上部の道は、豪雨の影響か少しえぐれて浮き石も多くなっている。慎重に足を運び、下りきるとチョウジギクの若い花があった。この分だと何時も雪解けの遅い、次の斜面もお花が期待できると、急いで藪こぎに取り付く。赤や黄色の灌木をかき分け、熊笹帯を横切ると・・ガッカリ。花々は終わり、トウチソウやイワイチョウの黄色が目立つ程度。

 水場で喉を潤し、笊森山荘に進む。道の周辺は紅葉も見頃で、細い溝状の道に足を取られながらもドウダンやカエデの色を楽しみながら進む。12時、山荘到着。昼食を取り25分ほど休む。

 12:25腰を上げて、温泉に向けて下山開始。水場を過ぎると、数カ所に泥濘が現れる。靴やズボンの裾を汚さないよう慎重に進む。産沼付近からの灌木帯は、まだ色づきが良くない。風当たりの良いところは色づいてはいるが、殆どの木々はこれからだろう。坦々と下り、三途の川で小休止。付近のブナ林も、まだまだ青々としている。


観察路分岐付近から剣岳
 一気に自然観察路分岐まで下ると、再び紅葉が目の前に広がる。ここまでの登山道も、殆ど豪雨の影響は無い。名残惜しいが、後ろからのざわめきに押されるように温泉へ進む。温泉に着くと、登山団体さんのバスが2台になっていた。今日の山頂は、かなり賑わったのだろう。全体的にまあまあの色づき具合に、満足して帰途につく。  阿部 記

コース時刻:温泉8:45−9:28昭和湖9:35−10:18天狗平10:25−10:47山頂10:58−11:42水場11:48−12:00笊森山荘12:25−13:14三途の川13:23−14:02温泉

H27.8.9

   栗駒山  御沢コース(表掛コース)


御沢入口付近にて

湯ノ倉コース分岐にて

御室にて
 岩手宮城内陸地震から5年後の2013年8月に再開されたコース。春スキーでこの近辺を滑ることから今回の登山を企画。但し、一人もこのコースの体験者がおらず、疑心暗鬼の山行となった。しかし、全員が、期待を越える変化に富んだ難コース8時間の魅力をかみしめ下山した。

 日 時 :20215年8月9日(日)…霧雨〜雨〜曇

参 加 :浅沼善治・佐々木誠一・菊池博志・原田徹郎 :阿部 栄(送迎し須川側から登山)

@ 6時10分:一関市釣山駐車場出発〜登山口 (約1時間)

A 7時15分: 旧いこいの村の下の県道脇の登山口(標高800b)〜御沢入口(約1時間30分)
  
付近は霧雨模様で、別チームがイワカガミ平は雨と教えてくれたが雨具も準備しておりスタート。目の前に見えるブナ原生林まではヨシが山道を覆う。先頭の佐々木さんが、雨防止にビニール風呂敷を前掛けの様にセット。ブナ原生林に入ると道は平たんで雨も少なく町中の散歩の様に快適だ。

B 8時40分: 御沢入口(870b)〜ハシゴ滝 (約2時間30分)
  林道を抜けると前方に明るい湿地帯が広がる。水を補給し、少し下って湿地帯に入る。進むうちに左右に小尾根が迫る沢登りとなる。
 久々の雨で水かさが増し、沢の左右に並ぶ1bもある巨石を両手両足で何度も行きつ戻りつ、上がり下がりの本格的な沢登りが続く。雨に濡れた石はよく滑る。問題は川中の石で、ツルツルに滑る。特にストックで突こうものならたちまちバランスを崩し、川と化した水中に滑り落ちずぶ濡れになる。
 ガイドブックで紹介する「石飛八里」の命名通り、この滑る石を飛び越えない限り進めない。身は雨に濡れるが、登山靴にも水が浸み込む。キャラバンシューズが最初に、やがてこの日の為に仙台で求めた外国製の高価な靴まで全員がキャッポ状態。最大の難所か。

C 11時20分 ハシゴ滝 〜御室 (約30分)
 沢は尾根の分岐で二つに分れ、トラロープが示す左の沢の前方に大きな滝が飛び込む。巨石連なる滝への直登は無理で、標識の赤テープを頼りに急な岸辺をロープを頼りに登る。この辺りから、崩落が目立ち、標識も少なくなり不安がよぎるが、やがて前方に残雪が飛び込み、空の明るさを感じる。目指す御室が近いか…。

D 11時50分 昼食 12時15分 御室〜天狗平 (約1時間)
 沢を抜けると、急に草木の緑に変わり、雪渓と見えたのは氷原、一歩一歩踏みしめ御室に着く。小屋の様な大きな岩の塊が目印で周辺は風をよけるように小さな広場になっている。少し早いが出発が早かったので昼食タイム。
 風も強く、早々に出発。やがてなだらかな草の丘に広がる山道の左右に早春から夏の草花が次々現れ足を止める。〜水芭蕉・イワカガミ・ダイモンジソウ・ハクサンチドリ・コバイケイソウ・イワショウブ・金光花…〜。下界は地球温暖化のせいか35度を越す新記録お猛暑続きと言うのに、ここは文字通り別天地。須川
岳のすぐ近くにこんな世界があるとは…一同誰もが財産となっただろう。
 やがて現れた正面の窟屋に作られた駒形根神社に無事を感謝し、一路天狗平を目指す。12時40分、湯浜分岐点を通過。途中、大勢の宮城県のスポ少の小中学生と会うが、子どもらの殆どが疲弊しきって、リーダー格の青年が代わりにリュックを背負ったりしている。御室でテントを張るという。折角の山行で山嫌いにならぬかと心配しながらなだらかな溝道を進む。天狗平が近い。


ゆげ山分岐にて

E 13時20分 天狗平〜須川温泉に下山15時  (約1時間40分)
 頂上まで5時間の予定を越え、天狗平までで6時間。阿部さんはすでに須川側からの登山を終えているので、そのまま一気に下山。
 須川温泉に着いたのは15時。休息を含8時間の山行は正直厳しかったが、一関の近くにこれほど変化に富んだコースがあったとはと新発掘のコースに病みつきになりそうだ。事前に宮城県に問い合わせたところ、登りはOKだが、下りは崩落等まだ危険個所が多く禁板は×印がつけられ禁止している謎がやっと解けた。
 夏場に天狗平から御室へのコースなら比較楽にこの表掛コースの一端を堪能できる。猛暑の真夏に雪解け期から秋の高山植物が揃うこのコースは最高だろう。

 追:その後8月20日、佐々木さんが天狗平〜御室コースを2時間で往復しています。

F 須川の湯につかり帰宅したのは午後5時。 

 一関市萩荘 原田徹郎氏レポート


H27.8.9

  須川岳   須川コース 1名


涸沢(通称・地獄谷)
 8月9日、年金者組合一関支部・山の会の皆さんの、送迎サポートを兼ねて須川登山に向かう。6時、集合場所の釣り山下駐車場を出発。4名の皆さんは宮城県側・表掛コースを登るため、同コース(御沢コース)入口の駐車場に送る。

 出発時は曇り空だったが、行者滝付近からガスが強くなり、登山口に着く頃には途切れなく霧雨が降っていた。8時登山口に到着。登山計画書をポストに入れ身支度を整えていると、イワカガミ平まで様子を見に行ってきたパーティが現れて「上も、やっぱり霧雨だ」と言う。どうやら、登るか迷っている様子。4名の皆さんは登る気満々、カッパやスパッツを身に付け元気に出ていった。

 見送った後、栗駒ダムから本寺経由で須川温泉に向かう。小一時間で温泉に到着する。こちらも相変わらず、霧雨が降っていた。・・今日はずぶぬれだぁぁ・・と言い聞かせ、重装備で9時登山開始となった。


霞む昭和湖
 霧雨は、以外に登山道を濡らさずパサパサしていた。登山者は今のところ少なく、鳥達の声しか聞こえず静かだ。お花畑では、盛りを過ぎたキンコウカやイワショウブが残っている。エゾオヤマリンドウは盛んに背丈を見繕っているが花芽はまだ小さい。見通しは良くないが、時々ビデオを回しながら黙々と進む。

 ゼッタ沢徒渉点付近まで進む頃には、内も外もずぶ濡れだ。すると小学生の団体さんが休んでいた。体力的にはまだ余裕はありそうだが、景色を見られない中、濡れて辛そうだ。「何名ですか」と聞くと、そこには10数名だが40名ぐらいの一行とのこと。とりあえず、追い越して昭和湖に向かう。


天狗平

ミヤマアキノキリンソウ
 涸沢の噴気はいつも通りの様子。昭和湖前の湿地は乾き加減だ。数名の登山者が休んでいて、我も小休止を取って一服立てて急登に取り付く。

 不規則な階段は、割に乾いていて黙々と足を運ぶ。下山する数名とすれ違い、登りきるとイワショウブが花盛りでモウセンゴケも咲き出しそうだ。足腰の調子が悪く心配していたが、今のところ異常なく相変わらずの霧雨の中を黙々と進む。

 天狗平に出ると、再び10数名の小学生が冷たい風の中で戯れていた。小休止後、ザックをデポって山頂向かうグループの後を追うように山頂に向かう。尾根沿いにはハクサンシャジンやミヤマアキノキリンソウなどが花盛りとなっている。山頂付近まで進むと、エゾシオガマも咲き出していた。


山頂

キンコウカ
 先ほどの10数名の小学生とすれ違うと、すぐに山頂に着いた。さすがに山頂に登山者は少ないが、寒いのですぐに下山した様子。御沢コースの浅沼さんに連絡すると、天狗平の分岐まであと約2時間掛かるとの返事。待ちきれないので、小休止程度で下山開始する。霧雨とは言え、時々粒が大きくなる。尾根道も少々ぬかるんできている。滑らないように、慎重に下る。

 天狗平に着くと、小学生が増えていた。眠いと言って横になっている者もいる。寒い上に、疲労も重なっている様子だ。これから御室まで下ってテントを張るとのことで、後で聞くと泣きべそをかいている子供も居たとのこと。苦い経験となり、山なんか行きたくない・・とならなければ良いのだが。

 我も、ずぶぬれ状態。急ぐようにして、ぬかるんできた道を引き返す。13時、無事温泉に到着する。遅い昼食を取りながら汗を乾かし、入浴・持った着替えが少なかったので、少し濡れたズボンで3時間ほどビジターセンターの軒下で御沢コースグループを待った。合流すると、全員ずぶぬれ状態。浅沼さんの新調した登山靴が心配だ。とりあえず、入浴して全員スッキリして帰途につく。 阿部 記

コース時刻:須川温泉9:00−9:39昭和湖9:47−10:25天狗平10:37−10:54山頂11:17−11:33天狗平11:36−12:07昭和湖12:26−13:01須川温泉 

H27.6.24 三ツ石山は「山行日記・岩手の低山」に移動しました。

H27.6.17 早池峰山は「山行日記・早池峰山初夏」に移動しました。

H27.5.16−17

   須川岳(栗駒山)山開き   温泉コース    参加者:森、吉家、浅沼、阿部

5月16日 コース下見

お花畑

昭和湖

小湿原のミズバショウ

ヒメイチゲ

イワナシ

コイワカガミ

コメバツガザクラ
 天気は雨から晴れとの予想で、10時頃買い出しを終えて出発する。やがて小雨はあがり、残雪を抱いたブナの新緑が迎えてくれる。少しガスが濃くなったが、温泉に無事到着する。とりあえず、荷物を小屋まで運んで早めの昼食を取る。

 下見はゼッタ沢の残雪の付き具合チェックをメインとして、昭和湖上部まで行くことにして12:15出発する。温泉付近の終わりかけたミネザクラを眺めながら進むと、少し残雪が現れ親子が戯れている。お花畑は完全に木道も現れて、ミネズオウやタテヤマリンドウが咲き出していた。ここから、苔花台少し手前まで夏道が出ているが道は腐っている。時折イワナシやコヨウラクツツジなどを見つけて、写真を撮りながら進む。

 残雪が現れると、雪に押された小枝が足下を邪魔する。枝を折らないよう、注意しながら雪原へと出る。苔花台・分岐向こうの自然観察路脇、小湿原にはミズバシヨウが咲き出している。そこにはゼッタ沢の雪渓を渡らなければならないが、雪が薄そうなので渡らず望遠で写真を撮る。

 苔花台から地獄谷下部までは雪渓が残り、ゼッタ沢の徒渉点を気にせずザクザクと快適に進む。地獄谷の硫黄臭(硫化水素)は風向きのせいか少し強く感じた。付近の草木も枯れ加減の物が増えているように見える。歩きづらい地獄谷脇を無事通過して昭和湖に着く。指導標識や簡易ベンチはすっかり姿を表しているが、湖面には残雪がまだ浮いている。近くのトイレは、まだ使用禁止だ。時折、陽が射してきたが風が強くなったので、上部のブッシュ帯まで登ることにする。

 昭和湖から丸太の階段を登りきるまで夏道は出ているが、東側の残雪を10分ほど登り、風の弱いブッシュの陰で小休止を取る。ここで引き返す予定だったが、天気も回復し天狗平まで様子を見に行くことにする。少し進むと、夏道との合流点だ。残雪期には、このあたりで道を間違う人が多いのでリボンの確認や雪面にトノコを蒔いて目印を付ける。

 残雪は天狗平少し手前まで、ビッシリと着いている。ガスの濃い時には、ピンク・リボンの目印に良く注意しながら進もう。高度が上がると、気温は下がり風も強くなる。手袋を付け、ブッシュ帯の夏道に向け急ぐ。夏道の側面を良く見ると、小さなヒメイチゲを発見する。増えているのか、以外に多く見つけることが出来る。


夕日あたる温泉
 天狗平から山頂までは残雪はなく、快適に歩けそうだ。ここまで来ると、まぐさ側の展望岩頭まで行こうと言うことになる。しばしドウダン等の小木帯を進むが、岩頭に出ると飛ばされそうな強風にあおられる。高山植物探しをしている場合ではない。即、天狗平に向けて引き返す。

 ブッシュの陰で小休止後、一気にお花畑まで下山する。そこからおいらんコースを通り、イワカガミやコメバツガザクラを見て温泉に出る。コース状況や、咲き出したお花の位置などを確認できて安心する。晩は、お天気祭りで少々盛り上がる。

コース時刻:温泉12:15−13:14昭和湖13:23−14:03天狗平14:10−14:25展望岩頭−天狗平14:37−15:50温泉

17日 山開き当日

山開き・テープカット

残雪中間部より天狗平方面を望む

登山開始

ICN三人組・中央は新人
バッチリ揃えました。よろしくね!
 ガタゴトと音がして4:30起床。久しぶりの御来光を見て雑談、食事をすまして下の駐車場に集合する。神事は、各県・市町村関係者などが集まり、ビジターセンター内で8時から行なわれた。引き続き、温泉前駐車場でテープカットが行われた。当会からは、いつも通り吉家氏が玉串奉奠とテープカットに参加。

 8時40分、ツアー客を先頭に登山開始。警察の方も付き添い、快晴の空の下を賑やかに進む。昭和湖付近からは、風当たりが強くなったが順調に進む。中略。天狗岩付近からは、飛ばされそうな強風にあおられ各員慎重に進む。背中に、にじんだ汗もすぐに乾く勢いだ。10時35分頃、全員無事山頂に到着。万歳三唱をして、各員、風陰を見つけて昼食を取る。

 宮城側から一関市長が登ってくるはずだが、会わずに11時20分下山開始する。昭和湖まで坦々と下山、小休止後お花畑からおいらんコースを通ってツアー客全員無事下山する。

 我らは行動食のみを取ったので、小屋に戻り昼食を取る。荷物を整理して車に戻り、温泉で汗を流し帰路についた。 阿部 記

コース時刻:温泉8:45−9:30昭和湖9:40−10:19天狗平10:25−10:45山頂11:20−昭和湖12:05−13:05温泉

H27.4.25

   須川岳(栗駒山)偵察山行   温泉コース   参加者:森、吉家、阿部


温泉上部より須川岳

昭和湖

源流部の雪壁

剣岳方面

イワウチワ
 25日須川温泉側から、いつもの三名で須川岳の偵察に出掛ける。温泉では、4月30日の国道開通に向けて準備に大わらわの様子。雪が少なかったのか駐車場は、ほぼ全体が利用できそうだ。温泉はいろいろな準備作業のため、お湯は入れてないという。

 天気は上々だが、霞がかかり少し見通しが悪い。温泉沸き出し口の湯煙を浴びながら、偵察開始する。昨年同時期に歩いたコースを取るが、残雪は格段に少ない。とは言え、残雪はつづき昭和湖まで一気に雪上を進む。お花畑の残雪は1週間持たないだろう。

 昭和湖の道標は残雪の下で、湖面の雪にひびが入っている。4〜5日で湖面が顔を出すだろう。写真を撮り、夏道の左側の残雪を少し登ってから小休止を取る。少し汗ばんできたが、風は冷たく上着を脱ぐのを止める。霞んで見える、焼石の峰峰の残雪も少なそうだ。

 山頂方面の残雪も明らかに少ないようだが、この時期の何時も通りに天狗岩上部の夏道を目差して進む。傾斜は少々きつくなり、息が上がり出す。更に少し高度を稼ぐと、足が雪にはまって抜け辛くなる。やはり、雪が少なく簡単に残雪を踏み抜いてしまう。・・・おかしいな・・森さんと吉家さんはあまり踏み抜かずに歩いている・・体重の違いか・・、足が小さいのか・・とにかく歩きづらい。最後に10m程藪をこいで夏道に出る。

 尾根に出ると、開通したばかりのいわかがみ平が見え、車がビッシリと止めてある。山頂に着くと、スキー装備の皆さんで賑わっている。次から次ぎに登ってくる人を避け、山頂下の風下で小休止を取る。

 休憩後、笊森山荘に向けて快適に雪面をかかとで蹴るように下る。磐井川源流部の雪壁は少々迫力に欠けるが、山開き頃までは見られるだろう。付近の雪は消え、すぐに裏掛けコースの夏道が見えた。しばしその道を進み、小屋から続く残雪を探す。結構、遠回りをした感じ。残雪を見つけて小屋に向かう。

 笊森山荘の周りの雪は全くなく、入口の雪ハライ作業もなく入れた。荷物を置いて、窓の雪囲い板を全て外す作業に移る。20分ほどで作業を終わり、昼食を取っていると南側の窓下の内壁(板)が腐り始めているのを見つける。外から窓枠を見ると、防水工法が悪いように見える。後日、管理者に報告の予定。

 トイレは、まだ凍結の恐れがあるため、各バルブは閉じたままだ。ポリバケツが用意されているため、当面は残雪を溶かした水を利用しよう。

 昼食を取っていると、仙台から来たという若者が現れる。この日一泊すると言う青年と別れ、夏道を源流に向けて出発する。源流部の雪壁から、再び雪渓歩き。少し残雪が腐れ気味になってくる。すると大きな足跡を発見。何となく熊の足跡に見える。跡の融け具合から昼近くに付いた跡に思えた。しばし、みんなで声を上げながら進む。

 産沼付近からは、しばらく夏道を進む。残雪が道に詰まり、踏み抜いたりで歩きづらい。例により、残雪の続く所を探しながら黙々と下る。三途の川の一部は、雪が落ちている。その川下の雪が厚そうな所を慎重に渡る。

 三途の川からは、しばし雪渓登りで残雪伝いにゼッタ沢を目差す。温泉コース(須川コース)が見通せる所で小休止を取っていると、天狗平方面から下りてくる人を見つける。秋田方面から来た人だろう。その人の先を行くように残雪を蹴って下り出す。

 朝通った足跡をたどるように、温泉を目差して重くなった足を運ぶ。冷たかった風は、少しは暖かくなった。霞は少しとれたものの鳥海山は、目を凝らせば辛うじて見える程度。

 温泉近くで、阿部さんに出会う。管理小屋の電気はまだ不通らしいが、この日から泊まり込むという。阿部さんに、今年もお世話になりますと挨拶をして帰途につく。途中の真湯キャンプ場近くで、イワウチワの群落を堪能する。  阿部 記

コース時刻:温泉8:35−9:25昭和湖上部9:33−10:40山頂10:54−11:31山荘12:30−14:12温泉

H27.4.2
   栗駒山偵察山行    いわかがみ平コース    報告者:吉家


いわかがみ平

山頂を見上げる

山頂の様子

山頂の吉家氏

須川温泉遠望
 毎年誕生日に、恒例となっている栗駒山に行ってきました。 古希であり今年は格別な思いで朝7時、朝霧の中、朝食後自宅を出発。(今日は女房が何も言わないのにオニギリを作ってくれる。)

 いこいの村栗駒前のゲートまで除雪されている。(その先はゲートが閉まっているが、約1キロ先まで除雪作業が進んでいる。)8時10分パッキングをし、出発。除雪後の雪壁の切れ目から直線でいわかがみ平に向かう。

 山頂付近の雲も徐々にとれて気温も上がってきて、途中で山シャツを脱ぎ下着1枚になりいわかがみ平9時到着。道標前で証拠写真を撮影後、真湯沢伝いにツボ足のため、足を取られながらのアルバイトに、しばし息が上がる状態で、1才年をとったこと以上に、日頃の不摂生で体力低下を身にしみて感じる。

 東栗駒渡河点から真湯沢沿いにコースを取り、長い栗駒草原の斜面をハァーハァーしながら「年金は下がり、歳と共に介護保険料と山の高さは変わらないが、(山も)高くなるナァー」などと愚痴を言いながら11時山頂到着。鳥海山、月山、朝日連峰など眺望が良く写真を撮り、一人でオニギリを食べながらささやかな誕生パーティーらしき事をして下山開始。

 下山は残雪が腐って、足を取られ苦労しながら13時05分、いこいの村駐車場到着。今年の残雪は、例年より約1メートル以上少ない感じがする。笊森山荘、須川温泉もいつもより建物の出ている分が多いようだ。


H26.11.24

   五葉山     コース:赤坂峠−山頂 ピストン    参加者:浅沼、森、吉家、阿部

 急ではあったが、24日、五葉山に行くことに話がまとまった。7時、吉家宅を出発。陸前高田−大船渡経由で赤坂峠に向かう。途中のコンビニ2カ所で休憩を取って、約2時間で峠に到着する。

 峠駐車場には、既に20台ほどの車。前日も休日だった為か、小屋泊の登山者が相当数いた様子だ。天気は上々。風弱く、気温も寒からず暑からずで少々薄着で出発。

 冬枯れの灌木が見通しを良くして、久々の景色が懐かしく目にはいる。初冬から冬に向かう景色を堪能しながら、黙々と高度を稼ぐ。下りて来るパーティとすれ違う頃には、少々汗ばんでくる。あまり汗をかかないようにペースを落とし、ゆっくり進むと賽の河原が現れる。見通しの良い黒岩〜山頂方面は霧氷で白くなっているかと思いきや、気温が高いため期待通りではなかった。


畳石
 時折、泥濘が現れ滑らないよう注意しながら進と、程なく畳石に出る。小休止を取り歩き出すと、下山者とのすれ違いも多くなる。前日から止まっていた車の数にしては、下山者は割に少ないっちねぇぇ・・と思いながら、少し傾斜のきつくなった道を黙々高度を稼ぐ。7合目付近からは霜柱や数日前の残雪が目立ち始める。

 八合目近辺からシャクナゲが目立ち始めるが、次ぎに咲く花芽は全体として少ないようだ。灌木の背丈が低くなったせいか、少し風が気になり始めた。石楠花荘には寄らずに、日枝神社に進む。障害物が無くなると、強くはないが冷たい風が肌を刺す。神社から、すぐに山頂に向かう。


山頂にて
 山頂からは360度の大展望が広がっている。青空のもと、早池峰山や岩手山に焼石岳、栗駒山までもがクッキリと見えている。太平洋側の展望も抜群で、しばらく眺めていたかったが、冷風に耐えきれずに急いで証拠写真を撮り石楠花荘に引き返す。

 小屋では、5名ほどが昼食を取っていた。薪ストーブが焚かれていて暑いくらいだ。後から2名程が食料を持ってやって来た。週末の泊まり込み用食料とのこと。昼食を取りながら、地元・釜石の皆さんと談笑していると、賽の河原からの別のルートを教わる。昔から有る道とのことだが、一般的なガイドブックには載っていない道の様だ。

 12時少し過ぎ、小屋を出て下山開始する。時々靴にへばりついた泥を、残雪で擦りながら坦々と下る。「年内の平日に小屋泊まりで又来たい・・」と、誰かが言っている。赤坂峠への道は、1月4日頃に閉鎖される。その前に出掛けられれば良いのだが・・・。


海がまぶしぃぃぃ
 賽の河原からは教えられたコースを見つけて、そのコースを下る。道は、ほぼ一直線で、岩片は全くなくオール土の道だ。唐松や広葉樹の落ち葉が敷き詰められて足を引っかける物はないが、全般にほぼ一定の傾斜がある。靴紐を足首一杯に締めないと、つま先に負担が掛かるので注意したい。道のセンターには、所々に間隔をおいて堺杭が立っている。大船渡市と釜石市の境界がこの道とのこと。畳石から約35分で峠登山口の鳥居脇に出る。登りに使っても良いかも知れない。

 珍しく今回は、鹿に全く会わなかった。峠付近でハンターの乗った車にあったが、鹿も感づいたのか何処かに逃げたのだろう。全員大満足の山歩きでした。峠を下り、五葉温泉で汗を流してから帰途につく。  阿部 記

コース時刻:赤坂峠登山口9:12−9:00賽の河原9:01−9:55畳石10:02−10:53小屋10:54−11:07山頂11:15−11:30小屋12:12−12:55畳石13:02−13:35赤坂峠登山口


H26.10.25

   須川岳     コース:温泉−天狗平−山頂−笊森山荘−温泉  参加者: 吉家、阿部

 須川温泉に通じる国道342号は、11月4日に冬期閉鎖に入る予定。閉鎖まで一週間ほど早いが、吉家氏と須川岳のパトロールを兼ねて出かける。


昭和湖 左下淵に死骸有った
 午前7時、吉家宅を出発。天候は終始快晴、風も弱く、気温も暑からず寒からずで絶好調のコンデション。紅葉は真湯温泉付近が見頃を迎え、須川橋付近まで流れる紅葉を車窓から楽しめる。前を走る車も紅葉を楽しんでいるのか、予定より15分ほど過ぎて温泉に到着。温泉の周りは冬枯れ模様で、さすがに駐車場も閑散としている。

 思っていたより気温が高く、少し肌寒い程度まで上着を脱いで出発する。5分ほど進むと、陽射しの温もりも手伝いポカポカと心地よく歩ける。

 登山者は少ないようだが、昭和湖に着く頃には10名ほどに増えている。それも嬉しいことに、20代と思われる若者が多く、頼もしい限りだ。既に紅葉も終わり、灌木帯は冬枯れ模様。熊笹の濃い緑が、やけに目立つ。


尾根よりまぐさ方面
 地獄谷の火山性ガスを含む水蒸気は何時も通りの様子だが、昭和湖の淵に死骸(狸)が1匹増えていた。前回の狐と同様に、湖面淵からプクプク出ている硫化水素ガスにやられたのだろう。湖面の濁り具合も年々濃くなっているようで、今後も注視していかなければならない。

 昭和湖からは変わった様子もなく、黙々と登る。途中、パトロール中の阿部さんにお会いし、少し談笑して上へと進む。10時少し過ぎ、山頂に到着。20名ほどの若い登山者で賑わっていた。昭和湖から話しかけられていた方と、しばらく談笑してから磐井川源流に向けて出発する。

 裏がけコースの下りは、例により砕石砂利が足下を狂わして歩きづらい。新しく両側に丈夫なロープが張られている。幅広く、石や砕石と網階段に変えられた道に、意味不明。歩き辛いから、横道に反れないようにするためか?。どうせ、砕石は流される。荒れても人工物より、自然のままが一番良いと思うのだが・・・。


若者で賑わう山頂
 源流の沢沿いに出ると、登る1名の登山者とすれ違う。・・・珍しいね・・と、感心しながら水場に到着。ここまで少し途中遊びをして、いつもより時間をかけてしまった。水を補充して笊森山荘へと進み、山荘で昼食を取りながら大休止とする。

 小屋の外に出ると、太陽光が逆光ぎみに射して広々と緑色が輝いていた。灌木の紅葉が終わり、笹の葉がむき出しとなって輝いていたのだ。この季節ならではの、光景に感動しながら温泉に向けて進む。足下も下草が枯れて良く見え、くぼんだ道でも歩きやすい。


輝く緑 小屋付近から
 源流を渡り少し進むと、相変わらずの泥るんだ道に変わる。長靴の吉家氏は楽々進むが、登山靴が見る見るうちに泥だらけとなる。そんな場所が2〜3カ所あり、少々苦労する。この近辺で、小屋に泊まるという若い2人連れとすれ違う。しばらく、小屋で自炊をしていない。羨ましく見送る。

 産沼に出ると、地図を広げた中高年者が4名程立っていた。この沼の別名を話して分かれたが、・・・もしかすると山頂部から間違って下りてきたのかも知れない。以前にも何故か、心ならず誤ってこちらに下りた人に会った。山頂部に標識が必要かも知れない。

 三途の川で靴の泥を落としながら小休止。周りの大木を見ながら、残雪期のコ−スと比較予想しながら坦々と下る。歩く登山者は少なくなって、やがて温泉に無事到着する。朝とは違い、足湯や本館周辺はお客さんで混み合っていた。車にザックを置いて、大浴場で汗を流してから帰途につく。森さんのストックは届いていなかった。 阿部 記

 尚、28日須川−真湯間は積雪のため通行止めとなった。29日も除雪作業が続き通行止めの模様。

コース時刻:温泉8:20−9:04昭和湖9:11−9:47天狗平9:55−10:13山頂10:37−11:33源流水場11:41−11:56笊森山荘12:50−13:56三途の川14:03−14:44温泉  

H25.12.21−22

     氷上山 12/21   参加者:吉家、森、浅沼、沖、阿部、千葉(忘年会)


中腹にて
 恒例の納山・忘年会は、いつもより一週間ほど遅い12月21日〜22日かけて行われた。21日は予定通り7時に吉家宅を出発し、大東町で沖氏と合流して高田経由で五葉山に向かう。

 一関を出発して約二時間、順調に五葉温泉を通過する。旧牧草地には、メガソーラー発電所らしき基礎工事が始まっている。そこの誘導員の指示に従って少し登っていくと、除雪車が作業中で行く手を阻んで居るではないか。内陸部では20日いっぱい雨降りだったが、沿岸部とは言っても標高は500m以上あって雪が結構積もっていたのだった。


登奈孝志荘にて
 緩いカーブの道路幅の広いところに車を止めて、除雪の様子を見る。除雪が終わるのを待っていたら、もし山に登れたとしても下山が遅くなりそうだ。・・検討の結果、翌日予定していた氷上山に登ることにして、来た道を引き返すことになった。

 氷上山の直登・登山口(中央コース)には、10時40分頃の到着となった。空からは、粒のこまい霙のような雨が落ち始めている。上部の積雪は少ないものと思って、ワカンやスノーシューは持たないことにする。とりあえず、カッパや防寒具を着込んで出発する。


祈祷ヶ原より広田湾
 鳥居を潜り、しばらくは傾斜の緩い杉林の中を黙々と進む。古い林道の少し手前あたりから雪を被った道となり、周りの木々の枝も白くなってきた。林道を横切り、再び林の中の登りとなる。30分ほど進むと、辺り一面雪景色となって写真を撮りまくる。時折見通しの良さそうな場所が現れるが、雪が舞っているせいで高田の町は見通せない。

 少し休憩を取り歩き出すと積雪は20cm程になり、いっそう雪景色が美しく迫って冬山らしさを満喫する。程なく御手洗所が現れ、積雪は30cm程となるが、湧き水が流れて所々の雪が腐っている。祈祷ヶ原への出口は、灌木が雪でしなって頭や首を撫でる。雪を下ろし、灌木やツルを祓いながら祈祷ヶ原に出る。

 祈祷ヶ原には玉ノ湯側からも踏み跡もなく、誰も登っている様子はない。霙雪がやや激しくなり見通しも利かない。40cm程の雪を掻き分け、登奈孝志荘(となこしそう)に駆け込む。時間は12時、少しストーブを暖め昼食タイムとする。談笑しながら暖まると山頂はパスする話しになり、のんびりと時間稼ぎをする。


中腹より高田を望む
 少し寒くなって小屋を出ると、霙はやんで麓が見通せるようになっていた。祈祷ヶ原のはじに進み、広田湾などの景色を堪能しながらカメラを回し、下山に移る。風もなく時折薄日が射して、心地よく歩が進む。玉ノ湯泊まりのため、時間が早いのでゆっくりと下りる。14時40分、無事鳥居を潜り登山口に到着する。この日は、玉ノ湯で千葉さんと合流して忘年会を盛大におこなう。

 部屋の前の休憩所に出ると、大阪方面から来たと言うボランテアの方が居た。今朝、前を走っていたバスのお客さんだ。この日は、大槌町の被災者の皆さんの所で、サンタクロースを演じ子供達にプレゼントを上げてきたそうだ。わざわざ関西からおいでになり、頭が下がる。50名程の団体さんらしいが、半数ずつに分かれて玉ノ湯と他の宿泊所に泊まっているとのこと。話を聞けば夕食、朝食と質素な様子。本当にご苦労さまでした。

コース時刻:登山口10:55−12:03登奈孝志荘13:50−14:40登山口(中央コース、林道より)


     五葉山 12/22   参加者:吉家、森、浅沼、阿部


高田方面を望む
 翌朝、朝食を取るとサンタさんが大勢たむろしている。例のボランテアの皆さんだ。この日は、高田の被災者の皆さんへのボランテア活動とのこと。用事の出来た沖さんと千葉さんは別行動。軽く準備を整え、大勢のサンタの皆さんのお見送りを受けて五葉山へ出発する。・・・何だか、妙な気分・・。

 大船渡のコンビニで昼食を調達、除雪が終わっているか案じながら進む。前日の午前中に降っていた霙の影響はなく、無事赤坂峠に到着。しかし、広場の除雪が狭くて駐車スペースがない。しかたなしに、除雪車のわだちを利用してスコップで雪かきをして駐車する。

 高田から来たため、行動時間はたっぷりある。積雪は約40cmだが、ワカン、スノーシューは誰も持つ様子はない。9時50分、あまり気似せずに出発する。10分ほど、何とか前の人の踏み後をついて行くが、約10歩に一回は膝あたりの深さに踏み抜いてしまう。・・どうも、足取りが不規則になって非常に歩きづらい。



畳石にて
 20分ほど進むと、釜石から来たと言う2人連れと出合う。やはり、歩行が上手くいかず苦労している様子。なるべく大勢の足跡をたどろうとの思いは同じ様子。少し後待ってついてきた。私は、ワカンもスノーシューは持っていないが、持ってきた人は置いてきたことに後悔しているようだ。四苦八苦して、賽の河原まで約1時間も掛かってしまった。

 更に積雪は60cmから1m程ある。数歩あるくだけでその度に足を取られて、なかなか進まない。トップを交代しながら進むが、私だけがどうしても踏み抜く確率が高いようだ。体重の差は、せいぜい5kgと思うが長靴が悪いのだろうか?。・・勝手なことを思いながら、難儀しながらやっとの思いで畳石に到着。夏道ならここまで約45分で来るが、1時間半少々も掛かっている。

 先ほどの二人連れは、ここで戻るという。我々も装備不良で、これ以上進むと帰りが大変そうなので戻ることにする。15分ほど休んで下山開始する。下りも結構足を取られて大変だ。それでも、圧巻の冬景色を多いに楽しみながら慎重に下る。

 時間は正午を過ぎているが、女性の二人組など数人が登っていく。明日も祝日、今晩は小屋泊まりだろうと少し羨ましくなる。登る人の労力を案じながら、順調に下山。装備面で後悔は残ったが、好天に恵まれて大いに満足した山歩きだった。・・ヤッパ、ワカンよりスノーシューだべぇぇぇぇ。通販でかうべぇぇぇぇ・・かな?。 阿部 記

コース時刻:赤坂峠登山口9:50−10:50賽の河原−11:25畳石11:40−12:35赤坂峠登山口

H25.11.16 和賀・駒ヶ岳は「山行日記・岩手の低山」へ移動しました。

H25.10.21 八幡平市・七滝は「山行日記・岩手の低山」へ移動しました。

H25.10.8

     須川岳・紅葉散策   ケーブル局取材同行紀


苔花台(たいかだい)にて  (自然観察路分岐)
 天気予報は悪い方向に変わり、8日を迎えた。局のスタッフの都合もあり予定通り8時20分、雨を覚悟で須川温泉に向かう。レポーターにカメラも担当するデレクターと私、計三名のクルーだ。先を案じ互いに意識して天気の話を避けて進むと、予想に反して本寺付近に入ると空が明るくなりだした。やがて青空も顔を覗かせて、全員ルンルン気分で気持ちがはやる。

 須川岳山頂が見え、北上方面は雲海となっているが焼石岳も良く見える。温泉はもうすぐだが、軽乗用車の足取りはさすがに重い。車がオーバーヒート寸前のよう・・。平日とあって渋滞に合うことなく、9時半過ぎ無事温泉に到着する。

 おぉぉ・・温泉周辺は紅葉真っ盛り。すごい・・良い色合いが一面に広がり、一同大感激だ。簡単に身支度を整えて、早速オープニングの撮影にはいる。これがまた少々時間が掛かり、登山開始は10時半頃になった。まだまだ青空が見えているので、午前中は大丈夫だろうと楽観的に進む。それにしても、みごとな色合いの木々が広がっている。紅葉真っ盛りの素晴らしい光景に、全員大満足だ。


昭和湖にて
 お花畑にはいると、管理人の阿部さんに出会う。しばし談笑しながら紅葉の様子を聞けば、山頂は終わっていると言う。この言葉で今日は昭和湖で引き返し、賽の磧方面の紅葉を楽しむことにする。

 最高潮の光景を撮影しながらの行程なので、なかなか前に進まないままジワジワと高度を稼ぐ。良い季節、さすがに登山者は多く、関東圏からのツアー集団が数組も見られた。また、熊本から来たという6名ほどのパーテイもいて、皆さん口々に「こんなに素晴らしい紅葉は始めてみた・・」と感激の言葉を残していった。・・何だか嬉しい限りで、思わず「また、こよぅぅ・・!!」と叫んでしまった。


剣岳を望む
 11時半、昭和湖に到着。周辺の紅葉はまだ残っているが、ここより上部は葉が飛ばされたのか発色が悪い。山頂方面は青空も見えるが西の空を見上げると、どす黒い雲が懸かってきた。やっぱり山頂は諦めようとなだめ、昼食を取りながら大休止を取って下山に移る。

 紅葉の風景は見ても見ても、飽きが来ない。あそこもエエナァァァ・・こっちも良い絵になる・・等と足取りは捗らない。光景を満喫しながらお花畑に下り、剣岳下へと進む。白い岩肌に赤や黄色の紅葉のコントラストもなかなか良い。イワイガミの群落地には、季節はずれのピンクの花が数輪咲いている。数日前、ミンミンゼミの声にカギになって南下する白鳥の群がみられた。何だか季節がおかしい感じもする。狂い咲きするのも、うなずける。


剣岳下より山頂方面
 少し進むと、白い砂礫のこんもりとした丘が現れる。賽の磧(さいのかわら)だ。一般登山道とは雰囲気が変わり、異国の地に来たような気分。ここも須川の魅力の一つの場所。風景を満喫して、再び紅葉のトンネルにはいる。少し登り気味に進み、程なく下りにはいると硫黄採掘場跡に着く。奥は地獄釜とも言われ、旧噴火口とのことだ。周りが壁に囲まれているように見えて、レポーターは思わず「ヤッホー・・」と叫ぶ。2回目もこだまがが帰ってこない。壁のように見えるが、かなりの傾斜。声はお空に飛んでいく。「ほんなら、編集でエコーをかけたら」と言っているうちに三度「ヤッホー」と叫ぶ。すると・・三度目の正直か・・少し遅めに「ヤッホー」と帰ってきた。全員大爆笑!!。後から来た登山者が、藪陰から声を掛けてくれたもの。


シラタマノキ湿原・泥炭地
 素晴らしい紅葉と、登山者の感激の声を聞きながらみんな満足して温泉に着く。本来は入浴して汗を流したいところだが、足湯で反省会となった。しかし、この日は湯の温度が高くて足を浸けていられるのは10秒が精一杯だ。「あっち!あっつぇ!!」で、てんやわんや。良い画にならず、反省することしきり。

 14時過ぎ、いちおう撮影を終了してヤナギゴケ泥炭地に向かう。泥炭地入口の真新しい看板を見ると「シラタマノキ湿原・泥炭地」と名前が変わっていた。湿原にはいると、シラタマノ木の群落が広がっている。確かに、ヤナギゴケは殆ど見あたらない。そんな関係で、地名変更をした様子。少しガッカリ。

 8日現在、紅葉の見頃は温泉周辺が最高潮で、標高1000m位まで色づいてきた。温泉付近は12日〜14日の3連休中は十分に楽しめそうだ。早めの出発や宮城側経由などで渋滞に遭わないよう楽しんで下さい。 阿部 記

H25.9.28

     須川岳  行程:温泉−昭和湖−山頂−磐井川源流−温泉 山行者:森、阿部


お花畑

昭和湖
 台風は遥か洋上を過ぎ去り、週末は晴れの予報。28日急遽、森さんと須川のパトロールと紅葉の下見に出かける。7時半、森さん宅を出発し、8時半少し過ぎに須川温泉に到着する。身支度後、好天の中、心を弾ませ歩き出す。

 温泉付近は、まだ紅葉には早いが、心なし色付いているようにも感じる。もくもくと湯気を上げる湯の川沿いを登りきり、振り返ると鳥海山がクッキリと見えている。須川岳山頂は雲に覆われているが、気温が上がれば切れるだろうと久しぶりの山歩きにルンルン気分。

 お花畑は葦ヶ原のよう・・夏の花々はドライフラワー状態、秋の始まりを感じながら快適に進む。登山者・ハイカーは少ないようだが、若い女性のグループが少々目立っている。いわゆる、山ガール風の女性登山者が見られ頼もしい限りだ。

 自然観察路分岐付近から、ぼちぼち色づき始めた木々が現れ気持ちがはやる。目を山頂方面に向けると、ガスの切れている山肌に陽が射して赤やオレンジに色づいている。比較的乾いている道を、鮮やかな紅葉を期待しながら黙々と進む。


昭和湖上部にて

山腹の紅葉
 昭和湖には、先行の登山者が多く集っている。のんびりと登ってきたせいで少し時間が掛かったが、先を急ぐわけでもないのでゆっくり景色を楽しみながら大休をとる。すると、宮城側からヘリが飛来。遭難騒ぎでもあったのか、しばらく天馬尾根側や山頂方面を旋回している。エンジン音が騒音になり、何だか山歩きのデンションが下がり気味。

 騒音が過ぎたところで腰を上げ、昭和湖からの急登に取り付く。やがて道は緩くなり、灌木帯を抜けて周りが開ける。すごい、山頂からの山肌が程良く色づきみんなの目を楽しましてくれる。しかし、再びヘリがすぐ上空に現れやかましい。どうやら・・紅葉の様子を撮影に来た様子だ。ホバーリンク゛をして、カメラらしき物が下を向いている。となると・・みんなでポーズを取らなくちゃと言わんばかりに、一列に並んで黙々と列を作る感じ。

 下ってくる人は「山頂の紅葉が良いですよ・・。」と声を掛けくれた。んだべぇぇ・・と思いつつ、気持ちがはやる。結構、登る人も下る人も多くなり、混み合ってきた。カメラを回していると、次々に追い越される。すると、ツーリズムの団体さんが次々に下ってくる。埼玉方面から来てくれた皆さんと言う。本格的な紅葉ではなかったが、十分楽しんでくれたようだ。


天狗岩を見下ろす

天狗岩上部から山頂方面
 天狗平分岐も多くの登山者が楽しんでいたが、少し風があって寒さを感じるので素通りして山頂へと進む。天狗岩手前あたりから紅葉は見頃で、ドウダンの赤が目立ち青空とのコントラストが素晴らしい。いつのまにか山頂の雲が取れて、天狗岩を過ぎると鳥海山から須側湖や湯沢方面の大展望が迫る。付近(岩手側)の紅葉はあと5日程楽しめそうだが、宮城側の南斜面は草紅葉も見頃には少し早いようだ。

 山頂に近づくと、座り込んでくつろぐ登山者が多くなる。すると、いきなり沖さんの声。そうだ・・仕事が忙しそうと思い、山行きの声を掛けないでいた。一緒に来たらよかったぁぁ・・と後悔。この後、温泉に下るとのことで軽く談笑して分かれる。11時、混雑する山頂に到着。写真を撮り、少し休憩をして磐井源流へ向けて下る。

 東栗駒への分岐から下部の一部コースは、登山道修復工事が入っていた。以前の砂利は流されてしまったが、今回は弁当箱大の大きく角張った石が敷き詰められている。今度は流される確率は少なくなっただろうが、2m程の長さの丸太を道に寝かせ登山道を異常に広くしている。畳、一畳ほどの広さの階段が続く感じ。どこかの神社の階段のようで、登山道としては無駄に広すぎる。今後、自然の力で再び荒れないか注視していきたい。


山頂にて
 遭難碑付近の分岐に着くと、いつもの通行止めのロープがない。よく観察すると、裏掛けコースが開通した様子。源流に向けて進むと、少し荒れていた道の周りが刈り払われていた。途中の数カ所にアクリル板の標識板も取り付けられて、迷うことなく進めそうだ。磐井川源流まで、間違いなく快適に歩けるだろう。この分ならすんなり笊森小屋にも行けるかと思っていたが、途中で出会った単独行の女性曰く、あくまでも裏掛けコースとのことで、途中から分岐している笊の小屋へ行く道は荒れて見えないとのことだ。途中から戻って、源流水場までの荒れた道を来たという。水場から、源流上部への道は今まで通り藪こぎか沢登り(磐井川源流)となるので注意しましょう。

 我々は、旧道?(道はある・整備されていない道)の藪を少々こいで、いつものお花畑に進む。今年は雪解けが早かった様子。花が終わっていなかったのは、キンコウカやイワショウブにチョウジギク等、数は少なかった。それでも9月まで夏後半の花が見られて大満足だった。そこで、写真を撮り、昼食を取って大休止。


山頂から鳥海山

裏掛けコース側より須川岳
 水場で喉を潤し、観察路を温泉に向けて進む。覆い被さる様な灌木帯は、まだ青々としているがムシカリやドウダンの実は真っ赤に色づき始めている。春先は水たまりとなっている道は、少々ぬかるんでいるが歩くのに支障はない。何だか、熊でも出てきそうで声を上げながら進む。産沼からは乾ききった道となり、凸凹に突き出た石をポンポン渡るように慎重に下る。

 三途の川で3名程が、小休止を取っている。周りは少々色づいて長閑な風景を楽しみながら、我らも、ここで小休止とする。5〜6人が次ぎ去った後、腰を上げて最後の緩い登りを進む。歩き始めて程なく、先ほど笊の小屋へ足を延ばした女性単独行者が追いつき、少し談笑して足早に過ぎ去った。まだ、こんな元気な登山者がいて頼もしさを感じる。


チョウジギク

キンコウカ
 水道のエアー抜き弁を過ぎると下りにはいる。時折、道の上部に迫り出す灌木の枝に頭をぶっけそう。足下や頭上に注意しながら慎重に下る。灌木の切れ間から山頂方面が見えるが、上部は雲に覆われ始めていた。今日の紅葉を見収めるように脳裏に焼き付けながら先を急ぐ。

 ゼッタ沢を渡ると本道は、まだまだごった返している。これから登る人や下ってくる人の流れにはまって坦々と進む。温泉付近の紅葉の見頃は、あと一週間ほど後になるだろう。付近を散策するハイカーの皆さんも、心なし残念がっている様子だ。14時半過ぎ、無事温泉に到着。駐車場は結構一杯になっていた。次の土日は、車道の渋滞も予想される。なるべく、平日に楽しみたいものだ。

 温泉付近では、湯の沢に足を浸し「足湯」を沢山の人が楽しんでいた。我々は、大浴場でゆっくり汗を流す。良い山行・良い温泉を満喫して帰途についた。 阿部 記

コース時刻:温泉9:00−9:44昭和湖9:53−10:36天狗平10:40−11:01山頂11:16−11:41裏掛け・東栗駒分岐−12:10水場付近花畑12:52−13:40三途の川13:51−14:05ゼッタ分岐−14:32温泉

H25.8.13 焼石岳は「山行日記・焼石岳」へ移動しました。

H25.7.21 尾瀬・大江湿原は「山行日記・大江湿原」へ移動しました。

H25.6.13 秋田駒ヶ岳は「山行日記・秋田駒ヶ岳」へ移動しました。

H25.5.18−19

     栗駒山 前日下見・山開き   参加者:吉家・森・浅沼・阿部・千葉・沖

  18日:下見パトロール



昭和湖上部の雪渓にて
 19日は、須川の山開き行事があるため、山頂までのコースの下見をすることになった。前日の18日、いつものメンバー4名で8時半に吉家宅を出発する。夜は某小屋に宿泊のため、少々多めに食料の調達をして須川温泉を目差す。


鳥海山

山頂にて

源流上部にて

昭和湖方面を望む
 週間天気予報は大きく変化して、ほぼ快晴であるが飛行機雲が長く残り少々心配だ。ともあれ、青空の下を10時少し前に全員張り切って出発する。今年の残雪は特に多かったわけではなかった様だ。しかし、4月29日のパトロールの日と比較して1m50cm位は下がったようだが、溶けるのが大分おそくなっているようだ。

 残雪は、お花畑の末端部からゼッタ沢(昭和湖からの沢)を渡った所までビッシリと付いている。ゼッタ沢徒渉点は残雪の内部が空洞になっているので、十分注意して渡る。今後、気温が高くなると思われるので10日位で沢が現れるかも知れない。また産沼方面に行く場合に、自然観察路分岐付近のゼッタ沢徒渉点は、更に残雪が薄くなっているので十分注意して渡ろう。

 昭和湖からのややきつい登り階段は、上部に豊富な残雪があるため雪解け水が沢状になっている。しばらくの間は、長靴の登山が最適と思われる。そこを上り詰め、傾斜が緩くなると雪渓は天狗平の200m位手前まで続く。振り返ると、焼石連峰や和賀岳・森吉山も良く見える。風も少なく、下着とシャツの二枚でも汗ばんでくる。明日までに天気が大きく悪くならないよう祈りながら黙々と進む。


イワナシ

コメバツガザクラ
 残雪が夏道に変わる所は、雪に穴が開き非常に不安定になっている。注意して夏道に出ると、両側からのブッシュに阻まれて小枝に頬を叩かれる。前方の人と距離を置いて歩くと、程なく天狗平に出る。

 尾根に出ると更に展望が良くなり、月山やそのかなたに朝日連峰の一部も見えて感激。登山道には全く残雪はなく、夏路状態で歩きやすい。しかし、新設された土砂止めの丸太や朽ちた丸太が歩行の邪魔をする。転倒しないよう充分に注意して歩こう。

 昨年は稜線にも少々の花も咲いていたが、今年は寒さが続いた様子で花類は何も見えない。しかし、残雪を抱く山々の素晴らしい展望を満喫しながらの登りは楽しい限りである。山頂は雪解けが終わり乾きっていて、開山前だが登山者でにぎわっていた。昼食を取りながら大休止。

 昼食後、少々展望を楽しみ、笊森小屋へと進路を取る。山頂の北東斜面から磐井源流方面と東栗駒山との分岐付近まで残雪が続き、かがとに力を入れながら快適に下る。分岐付近で、少し夏道を通って源流方面に向かう。そこからは再び残雪が源流まで続く。

 遠く焼石連峰に広大な雪原を満喫しながら進むと、大きくカーブする雪の絶壁が現れる。雪壁は、源流上部と300mほど離れた下部にもある。状態は4月29日と殆ど変わりなく、あまり気温が上がらなかった様子だ。

 残雪に隠れている湧水の補充を諦めて、笊森山荘へと進路を取る。ここから夏道となるが、相変わらずブッシュがせり出して小枝が頭や頬を撫でる。少々我慢をして進むと程なく小屋に到着。

 前回、窓の防護板を外したまま置いていたが、きれいにかたずけられている。トイレの水バルブはまだ閉じられているので当面の間、使用は止めた方が良い。時間があるので大休止を取る。

 再び源流・湧水付近に戻ると程なく残雪が途絶え、夏道に進路を取る。ブッシュを掻き分け進むと、道がプール状に変わり長靴の有難みを感じながらジャブジャブと進む。何度かジャブジャブを繰り返すと残雪が表れ、少々歩くと産沼付近に出る。沼はまだ出ていない。

 再び夏道となり、沢状の泥濘を注意しながら下る。しばらく歩くとブッシュの向こうに残雪が見えて、少し藪をこいで残雪の斜面に出る。小休止後、かかとを立てて進むと三途の川付近となる。いつもの徒渉点の少し下流部は、まだ残雪に覆われていて注意しながら渡る。

 そこから、しばし残雪の登りが続き、水道・空気弁まで進むと夏道が現れる。しかし、所々に残雪が被ってとても歩きづらい。我慢の下り、なるべく残雪を見つけコースを外れないように慎重に下る。

 自然観察路の分岐手前の小湿原にはミズバショウが咲き出し、かすかな香りが漂う。しばらく写真撮影をして本道にに入る。少々の残雪を渡りお花畑の上部に上がる。水蒸気の噴出す展望台付近で、イワナシの花を見つけ撮影する。

 気を良くし、おいらん風呂コースへ進むと風呂の小屋が崩壊していた。付近の岩場にはコメバツガザクラ。さらに、ミネザクラにマンサクの花も咲き出していた。あと、5日位で桜は満開になるだろう。 大分遠回りを下が16時20分、無事下見を終了して宿泊の小屋に向かう。

コース時刻:温泉9:58−10:44昭和湖10:54−11:38天狗平11:45−12:05山頂12:48−13:33笊森山荘14:15−16:00おいらん風呂−16:20温泉

  
19日:山開き登山


山開き神事
 19日の8時、ビジターセンター前の駐車場で山開きの神事が始まった。神事・・市長挨拶・・テープカットのあと、8時40分にツアー登山の開始となる。会からの引率者は吉家、森、阿部の三名だが浅沼、沖の各氏に応援をもらい5名となった。警察の方や市の方に一般客も含めると約40名の集団となった。


昭和湖上部の雪渓にて

ツアー客の万歳
 登り始めは、おいらん風呂経由でなるべく残雪を渡るように進む。報道関係者にポーズを促せられながら、わき合い合いと進む。お花畑を過ぎると、いよいよ本格的に残雪歩きとなる。時折日もさすが、前日より少し気温が低い。しかし、登りに入ると汗ばんでくる。報道関係の若者は元気に走り回っていく。それに応えるように、全員笑顔をつくり黙々と進む。

 昭和湖までは、さほどの時差なく全員無事到着して小休止を取る。約10分休んで最大の難所の登りに取り付く。不規則な丸太の階段に雪解け水が絡み、泥沼状態でスローペースとなる。疲れが緩和されて全員、助かったみたいだ。

 振り返ると、焼石の峰峰が圧巻となって迫っている。ツアー客は感激しながら満喫している様子。特に遅れる人も無く、黙々と高度を稼ぎ天狗平に到着。宮城、山形側の展望を楽しみながら小休止を取る。

 山頂への稜線はやや風もあるが、程よく全身に絡み快適に進む。少々霞で見通しは良くないが、神室山系や焼石の山並みが素晴らしい展望となって迫っている。行く人、帰る人で少々混雑しているが快適に進む。程なく山頂に到着。混雑する中、全員で万歳三唱して喜び合う。昼時には少々早いが、風陰を探して昼食タイムとする。

 下山開始は11時30分、登ったコースを引き返す。全員、思い思いに展望を楽しみながらのんびり下り、イワナシやショウジョウバカマ等の花を楽しみ無事温泉に到着する。ツアー客は全員満足した様子。また来てください・・等と挨拶をして解散となる。  阿部 記

コース時刻;温泉8:40−9:33昭和湖9:45−10:20天狗平−11:00山頂11:30−12:24昭和湖12:30−13:25温泉

H25.4.29

栗駒山・須川温泉コース   参加者:森・吉家・阿部


お花畑付近より山頂
 みんなには、連休後半に日帰りで須川に行こう・・と話していたが、29日が空いている人が多く、天気具合とも相談した結果、急遽、パトロールを兼ねて登ることになった。

 7時少し前、吉家宅を出発。お昼を調達して、順調に進む。温泉に近づくと、少し風が強くなっている様子。割とガラーンとした駐車場に車を止めて、風の影響を気にしながら身支度にはいる。

着込み過ぎの感はあるが、暑かったら脱げばよい・・調子で8時23分、張り切って出発する。

探索路分岐付近より焼石岳方面
 一週間前に、吉家さんが歩いたコースとほぼ同じコースで山頂を目差す。黄砂が降ったのか、茶色がかった残雪は陽射しを受けてザクザク腐っている。しかし、前日に降った雪が、風に飛ばされずに残った雪面の下はガッチリ硬くて歩きやすい。

 全体的に、ワカンもアイゼンも必要ない歩きやすい雪原だ。お花畑を過ぎるといよいよの登りが始まり、風も弱くなり汗ばんできた。

 昭和湖は、雪に覆われ湖面はが現れるのはまだまだ先のようだ。風は弱まったとは言え、通りがよいので一気に昭和湖上部まで登ってブッシュの陰で大休止をとる。後から来る登山者は3名ほど。まだ、お花畑付近の雪原にいる。追われる思いもなく、のんびりと休む。
 防寒ジャケットを脱ぎ、暖かい陽射しを浴びながら出発。鳥海山は霞んで見えなくなったが、焼石岳や高松岳方面の絶景を堪能しながらゆっくり高度を稼ぐ。風は全くないとは言えないが、火照った体に心地よくからむ。

 コースを少し変更して、天狗岩の左先に続く雪渓に取り付く。約3ヶ月ぶりの雪山。さすがに、少しこたえてきた。ブッシュに付いた無数のエビノシッポを写真に収めながら、休み休み高度を稼ぐ。

 尾根に着くと、ほどなく山頂へと到着。23日と、殆ど同じ様子のようだ。風下に進んで、いわかがみ平からの登山者を眺めながら大休止を取る。

三途の川・西側ピークより山頂方面
 急傾斜の雪面を快適に下り、笊森山荘へと向かう。振り返ると、栗駒山の稜線に多数の登山者の列が続いている。スキーで下る人も多い様子。

 見通しの良い大雪原を満喫しながら、快適に磐井川源流部にすすむ。小屋までは、あくまでも真っ直ぐ進みたいと、足を取られないようブッシュ帯を慎重にすすむ。

 小屋の入口は、氷に覆われ引き戸が空かない。しばし氷と格闘。小屋に入って昼食タイムとする。

 再び源流部に戻り、大きくカーブし大迫力のセッピ・雪渓を堪能する。そこからも雪渓が続き、あまり上り下りを繰り返さないよう快適に雪原を楽しみながら進む。
天候に恵まれて全員、大満足の須川岳でした。

コース時刻:温泉8:23−9:18昭和湖上部9:30−10:23山頂10:35−11:10笊森山荘12:05−13:42温泉

 国道342号某所で熊の親子を目撃。多分道端のバッキャでも食べていたのだろう。車に驚き仕方なく雪渓を駆け上がったのだろうか。・・それにしても早いお目覚め。
 真湯キャンプ場付近の林には、イワウチワの群落が咲き誇っていた。

鹿沼の「花木センター」でもイワウチワの小鉢が売っていた。買ってくれば良かったなぁぁ・・。   阿部 記


真湯キャンプ場付近のイワウチワ

H25.4.23

     栗駒山・須川コース   山行者:吉家


天狗岩直下

山頂にて

昭和湖上部にて

笊森山荘

磐井川源流部
 自宅で6:30に卵掛けご飯を1杯かっ込み7時の出発。真湯ゲートを解錠し8:20須川温泉到着。例年より約1m程積雪が少ない。パッキングを済ませ8:30登山開始する。

 名残ヶ原(お花畑)手前で21日の積雪が膝まで潜るため輪カンジキを着用する。新雪と旧雪との層がクラスト状になっており非常に歩きにくい。(この状態が最後までありかなりのアルバイトを強いられる)昭和湖上部まで1時間35分かかり10:10到着(小休止)67才誕生後の初登山はかなりきついアルバイトだ歳かナァー。

 コースより外れ天狗岩上部を目指し行動開始、11:00天狗岩上部通過。稜線は変な残雪の付き方で苦労して11:26山頂到着する。山頂に宮城県側からの登山者2名ありカメラのシャッタアーを 押して戴き11:40笊森山荘に向かい下山開始。

 栗駒草原の下りは新雪と残雪の真柄模様とクラストで輪カンが引っかかり非常に下りにくい。この時期の輪カンジキ着用は初めてだ、何時もだとアイゼンの方が歩きやすいのだが!。

 2回ほど転倒いながら、11:58遭難碑通過。源流の雪庇上部より直線で山荘に向かい12:20山荘到着。南側の窓以外は入り口を含め凍結していて明けることが出来ず中に入ることを諦める。2ヶ所の雪囲いは外しておく。

 12:30出発 磐井川源流付近の雪庇は例年より約2mほどすくない。13:23笊森分岐通過(途中赤い標識を付けながら)14:50須川温泉到着。遅い昼食を摂り大浴場がまだ使用できないため霊泉の湯に入り帰る。

 今回の反省点 ホームセンターで7割引500円で購入した輪カンジキは爪がクラストした雪面には全く用を足さず苦労するがツボ足よりはましでした。


コースタイム
自宅7:00→温泉着8;20 8:30登山開始→名残ヶ原8:50→昭和湖上部10:10→天狗岩上部11:00→山頂11:26〜40→遭難碑11:53→笊森山荘12:20〜40→笊森分岐13:23→須川温泉着14:52 温泉入浴後15;30出発

H25.2.2 氷上山は「山行日記・岩手の低山」へ移動しました。

H24.11.24 五葉山は「山行日記・五葉山」へ移動しました。

H24.10.12

      須川岳   温泉〜天狗平〜山頂のピストン  参加者:渡邊、阿部K、阿部T、阿部S


お花畑にて

昭和湖
 毎年、会社の仲間と一泊の遠出山行を楽しんでいたが、今年は各氏の都合が折り合わず延び延びとなっていた。紅葉の時期を迎え、何とか都合の着いた12日、急遽、須川の紅葉を楽しみに出かけることになった。行くとなると、話がまとまるのは早い。7時、厳美・道の駅に集合となる。


ゼッタ沢近 分岐

昭和湖の上部より山頂方面
 天気予報によると終日晴れの予定だったが、上空は雲の多いどんよりとした空になっている。それでも久々に揃った仲間の顔は、晴れ晴れとして話も弾む。ウイークデーとあって道は比較的空いていた為か、8時少し前に温泉に到着する。温泉付近の紅葉は見頃を迎えており、カエデの仲間が鮮やかな黄色に染まっている。さすがに気温も低く、やや強い風の中ではあるが、風除けを羽織って高まる気持ちを抑えながら温泉を出発する。

 道は、前日の雨の影響でかなり腐っている。7日の状況と殆ど同じ状況に、足下を汚さないよう慎重に進む。良く見ると私を除き、全員立派なスパッツを着用しているではないか。出発前に、私がトイレへ行っている間に着けたようだ。気づかなかった、皆さん・・物持ち!!。

 お花畑を抜けると、紅葉も最盛期。足下も見なければならないが、周りも見渡さなければならない。上空は、雲が出たり陽が射したりと変化は激しい。気温も、ことのほか上がらないが、この時点では心地よいくらいの温度だ。自然観察路分岐から見上げると、山頂方面に沸く雲がもの凄いスピードで流れていく。「今日は風が強い・・」と覚悟を決めて先へ急ぐ。


稜線より秣岳方面

いつもの仲間
 昭和湖付近は風の通り道となって、風速7−8m位の風にあおられる。少し汗ばんで、寒さを感じてくる。昭和湖で少し休み、風の少ない灌木帯の登りに取り付く。先客や、下る登山者で混み合ってきたため、登るペースが落ちてやや楽に高度を稼ぐ。もう少しで灌木帯を抜けるあたりで振り向くと、何かを拾う須川の阿部さんに遭遇する。また、ストックのプロテクターを見つけたようだ。ゴミ賭して持ち帰り。頭が下がる。パトロール中で先を急ぐ様なので、追い越してもらう。山頂の北斜面の紅葉は、まだ見頃が続いている。ガスの流れが速いが、日が陰ると霞んで発色は悪くなる。7日の方が良い感じがした。


天狗平の下
 9時35分、天狗平に到着。ここから山頂までの稜線は、強風にからまれる。気温も低く体感温度も低くなり、耳や指先がたちまち、かじかむ。天狗岩付近では風もピークを迎え、風速約15m位に感じる。防風ジャケットは着なかったが、帽子の上からほっかむり。雪が混じりそうな、初冬期を思わせる状態だった。勿論、稜線の風あたりの強そうな場所の葉っぱは吹き飛ばされて、小枝は冬枯れ状態だ。

 10時3分、山頂着。この日も山頂は満員状態。証拠写真を撮り、東栗駒からいわかがみ平方面を眺めて風陰で大休止を取る。イワカガミ平からの斜面の紅葉は、あと1週間弱は見頃が続くようだ。風を遮り薄日が射せば結構暖かい。かなり早いが、昼食等を軽く取りながら体を休める。

 30分程休んで、山頂を後にする。再び強風の中、体を揺すられながら慎重に下る。昭和湖やその上部の道には、ツアー登山者の列が続いて見える。稜線も登山者とのすれ違いに時間がかかり、なかなか進めない。汗も乾いたが、動く量が少なくなったので寒さを感じる。少し我慢をして、天狗平からの灌木帯まで一気に進む。

 風は避けられる様になったが、登山者のすれ違いや渋滞で歩く速度が遅くなる。すると、更に大勢の登山者がやってきた。「れぇ・・あの人見たことがある・・」と、良く見ると「にほんの百名山」で岩手山のガイドを勤めた山田さんだった。気温が下がり、天候も悪くなっている様子に、奮闘している様子。言葉を交わすことなく、急ぎ足で集団の先へ去っていった。


山頂よりイワカガミ平方面

温泉上部より
 昭和湖に出ると、風も強まり登山者も大勢のため、休まずに黙々と下る。寒さも増してきたので、一気に温泉に下る。しかし、相変わらず温泉は混雑していた。須川の入浴を諦めて、真湯温泉まで下りてから入浴と昼寝を楽しむ。寒気が入り込んで寒い一日だったが、のんびり温泉に浸かり全員楽しい一日を過ごしました。  阿部 記

コース時刻:温泉8:00−8:47昭和湖8:53−9:35天狗平9:41−10:03山頂10:30−11:29昭和湖−12:14温泉 

H24.10.10 早池峰山は「山行日記・早池峰山夏」へ移動しました。

H24.10.8
栗駒山(須川岳)   登山・撮影:沖

当方は8日に出かけました。出発が遅れて9時に須川温泉に到着。30分待ちでやっと駐車場に導かれて、それから支度を整え出発する。天候は最高、駐車場から間近に鳥海山が見えていたので、期待が大きい。

須川温泉の混雑ぶりをカメラに収めて、5年ぶりに栗駒山の頂を目指す。登山道は随分整備が進んでいたように感じたが、それでもぬかるみは相変わらずで、長靴で正解でした。何よりも山岳展望は抜群でした。岩手山、早池峰、秋田駒などを認識、山頂は大混雑でしたが、天候に恵まれてよい一日になりました。


H24.10.7

須川岳  参加者:森、阿部  温泉〜山頂〜秣岳 
 


お花畑末端にて

昭和湖上部にて
 天気回復の兆しに、快くして須川岳のパトロールに出かける。紅葉狩りの最盛期を迎えて、温泉付近の混雑が予想されたため、出発は6時とする。本寺からは須川方面がハッキリ見えないが、まあまあの空模様。7時少し過ぎ到着して、ビジターセンター前の駐車場の一角に割り込むよう車を止める。まだ、隣の駐車場は余裕がある様子だ。

 身支度を整える前に、出す物を出して・・とトイレに向かうが、順番待ちの列がたちまち出来る。出発は、7時18分となってしまった。

 登山道はあまり混んではいなく、快適に進む。紅葉は、温泉付近ではまだまだの様だが、お花畑の先あたりから色づきが良くなっている。木道が終わると早速の悪路が始まる。数日前の雨により、水たまりや泥道が多数現れ、滑って歩きにくい。慎重に登っていくと、多数の登山者列に遭遇する。こうなると急いでも仕方ないので、周りの紅葉を眺めながら、道を譲ったり譲られたり、のんびりと進む。


須川岳に続く尾根にて
 昭和湖は、20名ほどの先客で賑わっている。山頂部には、分厚いガスが掛かり先が案じられる。小休止を取ってから、コース最大の難所に取り付く。黙々と高度を稼ぐと灌木帯が終わって、紅葉の斜面が広がり感動する。この付近から紅葉の見頃となって、写真撮影などでペースが遅くなる。すると、パトロール中の阿部氏が現れる。一緒に談笑しながら進む。登山道脇の熊が土を掘り起こした跡や盗掘跡などの説明を受け、毎日通っている道だからこそ気の付く事だと感心する。


天狗岩付近より剣岳方面
 天狗平から上は、紅葉も最盛期の様子。山頂のガスもうすくなり、陽が射すと発色の良い紅葉が見られる。しばし小休止してから歩き出す。写真にビデオ、足下の確認や登山者とのすれ違い・・等々忙しく進む。全体的に雲の多い空模様だが、登山者も増えてこの時期一番の人出かも知れない。

 山頂は、ツアー客も含まれ超満員状態。ガスも切れて薄く霞がかかっているが、東栗駒山から虎毛山方面も確認できる。御沢方面のブナ林は、まだ青々としているが、いわかがみ平上部は綺麗に発色している。なかなか良い展望である。

 山頂で15分ほど休憩して、秣岳に向けて出発する。尾根筋からは、次々に登ってくる登山者の列が見える。真っ赤な紅葉がその道の手前まで広がり、なかなかの圧観である。写真を撮るにも、登山者の列を気にしながらだから思うように捗らない。何とか天狗平分岐に着き、天馬尾根コースへと入る。


天狗岩上部より
 さすがに登山者は少ないだろうと思っていたが、結構すれ違う人が多い。第一ピーク付近には十数名の列が見えている。登山者は、須川岳山頂コースよりは大分少ないが、結構混んで知る様子だ。秣岳方面は、再びガスに覆われている。行けばガスも切れるだろうと、楽観的ではあるが最低鞍部に向けて慎重に下る。道は、小石・岩片も少なくなり、赤土混じりの軟らかそうな土道に変わる。30分程で鞍部に着き、小休止を取る。数名が追い越していったのを追うように、腰を上げて第一ピークへの登りにかかる。


展望岩頭より竜線ヶ原方面

しろがね草原
 ピークへの登りは、遠目で見たよりはきつくなくピッチを落とせば楽勝だ。ピーク手前では、草紅葉が少し広がって須川岳方面と良いコントラストを見せている。そこから数分でピークを越して、第二ピークに進む。再び草紅葉の草原が現れる。左側に小さな池唐、夏場なら水草で綺麗だろう。ギボウシやイワショウブのドライフラワーも転々と立つ。

 第二ピークの灌木帯を抜けると、しろがね草原と言われる大草原が広がる。うねる木道と遙かかなたの第三ピークとが絶景を見せる。このコースの最大の見せ場である。草紅葉と周りの紅葉に感動しながら、素晴らしい道をのんびり進む。第三ピークの岩場に差し掛かると、何処からかビデオのバックミュージックのように音楽が聞こえる。付近には誰も見あたらない。良く耳を澄ますと、岩の下の方から聞こえている。どうやら、誰かがラジオを落としていった様子。森さんと岩ノ下を捜索開始するが、懐中電灯を照らしても見あたらない。20分ほど捜索するが、岩ノ下の更に岩ノ下に潜り込んでいる様子で、どうにも見つけだすことが出来ない。時計を見ると12時に近い。捜索打ち切りとして昼食タイムとする。

 腹の虫を慰めていると、6名程の登山者がやってきた。横浜から来たと言うパーティと、しばし談笑して腰を上げる。少し下り、小さな草原を抜けると秣岳への登りとなる。途中からは、須川湖の全容が見えている。温泉までも見渡せ、素晴らしい光景だ。やがて、息が上がり出す頃秣岳山頂に出る。何とかガスは切れたが、須川岳は分厚い雲の中。全体的には、紅葉もあと3〜4日後の方が良いようだが、二年ぶりの絶景に酔った尾根歩きであった。


秣岳からの下り、この後悪路になる
 秣岳から約40分、滑りやすい悪路を慎重に下ると車道に出る。こちらから登った登山者も多く、路側に5台ほどの車が止めてあった。黙々と車道を進み、須川湖・キャンプ場脇を通って温泉へ進む。シラタマの実がたわわに実り、すりつぶして疲れた手足に擦り付けたい気分。・・・パスのようにシュワーッと感じるらしい。約1時間、大混雑の温泉に到着する。何だか、何処かの銀座を歩いている気分だ。あまりにも混んでいるため、ソフトクリームで喉を潤し須川温泉の入浴は諦めて、麓に下り、真湯温泉で汗を流す。目論見通り、すいていて快適な入浴だった。 阿部 記

コース時刻:須川温泉7:18−8:05昭和湖8:15−9:00天狗平分岐9:10−9:27須川岳山頂9:42−10:10展望岩頭−10:45鞍部10;55−11:10第一ピーク−11:25第三ピーク12:20−12:38秣岳12:42−13:23車道13:40−14:43須川温泉


H24.9.1−2 一切経山、磐梯山は「山行日記・一切経山」へ移動しました。

H24.8.25

    須川岳  (温泉〜天狗平〜山頂−往復)  登山者:菊池・宮崎・阿部


登る前に記念撮影
 会社の同僚と久々に登ることにした。しばらく前から7月25日に予定していたが、天気予報が晴れや曇りに小雨と変化して結局のところ、当日に登るか止めるか決める事になった。前日いもう一人参加者が加わり、互いに連絡が無ければ7時出発出来るよう集合することにする。

 各連絡は入ることなく、予定通り7時出発。コンビニで食料等を調達して順調に温泉へ向かう。当日の天気予報は曇りと出ていたが、山頂方面はどんよりと薄暗く分厚いガスに覆われている。・・霧雨だったら、温泉に入ってかえっぺ・・等と半ば登山は諦め加減。


順調に進む
 温泉に近付くと少々視界が開け、山頂の一部が顔を出す。空気も比較的乾いているようで、再び登る意欲が湧いてきた。8時15分、温泉に到着。駐車場は閑散としているが、一台の大型バスが到着する。後でわかったのだが、滝沢村の山岳会御一行のようだ。追われるよう、素早く身支度をして山頂に向けて出発する。

 道は比較的乾いていて歩きやすいが、時折丸太の階段が不規則に現れて足に負担が掛かる。誰とは言わないが、早くも疲れが溜まってきた人がいる。最近、毎日約2kmのウオーキングをこなしていると聞く。ん十年ぶりの山歩きで、本人は、まだまだやる気満々だ。

 お花畑ではイワショウブやウメバチソウの白い花がめだつが、キンコウカ等の花は終わっている。他にエゾオヤマリンドウが時々顔を出すが、紅葉の時期を控えて見所は全体的に中休みの状態。唯一、時々表れるムシカリの大輪に励まされ、黙々と高度を稼ぐ。

 二人にとっては久々のコース、なんだか昔より歩きづらいと、しきりに連呼する。確かに若いころより体力は落ちているが、道を横切る丸太が歩調を狂わして歩きづらいようだ。ふもとの天気はパッとしなかった割には、登山者は多く次々と追い越していく。

 約40分掛けて昭和湖に到着。山頂の南斜面からガスが沸いているが、こんもりとした山頂はハッきりと見えている。宮さんは若いだけあって元気だ。ここから約10分間の最大のアルバイト、菊さんの回復を待って大休止を取る。

 20分程休んで登りに取り付く。さすがに我も息が上がり、ペースを落としてゆっくり進む。アキノキリンソウが時折顔を出すが、撮影は我慢して黙々と進む。背の低い潅木帯を抜けると宮さんが待っていた。菊さんを待ちながら小休止を取る。

 合流後、再び歩き出すが「先に行っていて良いよ・・」の言葉に甘えて分岐の天狗平へ進む。背の低い潅木帯に入ると程なく、阿部さんにお会いする。しばらく立ち話となるが、阿部さんによると今年は熊が多いとの事。集団登山者の少し後をついて行った単独の登山者が、熊を目撃したとの事。足跡や糞も多いらしく、暑さのせいか熊も周辺に留まっているようだ。宮さんは先月真ゲート付近の駐車場で、親子の熊を目撃したそうだ。単独行の場合は、ラジオや鈴の鳴り物の携帯が必要のようだ。

 5分ほど談笑の後、天狗平に着く。ガスで見通しは効かず、シドッたツリガネニンジンやキリンソウにウメバチソウを見ながら菊さんを待つ。大分時間も経ちシビレを切らして、来た登山者に尋ねると下り始めていた様子。携帯を入れるがソフトバンクは繋がらない。待つのを諦めて、一応山頂を目指す。


山頂の宮さん
 15分程で山頂に着く。結構混んでいて、座る場所を探すのも大変だ。ガスが強くなっていて見通しは効かない。すると、いきなり声が掛かりビックリ。思いがけず、花泉の英さん一家に遭遇。いわかがみ平から登って今着いたとの事。写真を撮りあって早々に引き返す。少し雨粒が落ちてきた。

 昼食は菊さんと合流してからと決めて、エゾオヤマリンドウやエゾシオガマの写真を取りながら下山。25分程下って無事合流する。本人いわく、足が攣って登るのを諦めたとの事。安心して、遅い昼食タイムとする。

 痛々しい菊さんにステッキを渡して慎重に下り、昭和湖で再度大休止を取る。しばらくすると、山頂方面から雷鳴が聴こえる。更に南西側や温泉側からも雷鳴が響く。昭和湖は日が差して暑いくらいなのに、怪しい天候にビビッて腰を上げる。

 菊さんの様子を見ながら慎重に下り、水場まで来ると大粒の雨が落ち始めて、合羽や笠で雨対策。しかし、5分ほどで雨が上がってしまうが、道には水溜りが多数あった。後で聞いたのだが、温泉付近ではドシャブリだった様だ。ゆっくり下ったのが幸いしたようだ。

 14時少し過ぎ、全員無事下山する。早速、温泉に入って反省会。すると、見た顔が湯船の縁に・・何と上司の細さんではないか。今、特別営業期間中。休日出勤で客まわりは・・?・・バツ悪りぃぃ・・。んでも・・、思いがけない人々にお会いして楽しい山歩きでした。 阿部 記

コース時刻は、省略しました。


H24.7.28

    須川岳   (温泉〜天狗平〜山頂〜産沼〜温泉コース)


お花畑

地獄谷

昭和湖

産沼

いつもの雪渓
 梅雨が明けた最初の休日、好天を期待しながら須川岳に向かう。薄日は射しているが、西の方は霞んで須川岳は良く見えない。7時少し過ぎに自宅を出発する。何だか朝から蒸し暑く、真湯の登り手前までエアコンを効かせて走る。

 8時少し過ぎに温泉に到着、雲は多めだが須川山頂方面は何とか見え隠れしている。思っていたより気温が高めで、先が思いやられる。数グループが出発していった。出す物を出して、身支度を整え8時30分須川山頂に向けて出発する。

 登山道は、比較的乾いて腐ったところは少ない。春の花々はおわり、夏から初秋の花に切り替わりの時期。真っ赤なアカモノの実が目立ち、イワイチョウの花が時々現れる。お花畑の木道沿いではキンコウカが花盛りで、モウセンゴケの花も真っ盛りだ。登りに差し掛かると、ピンク色のウラジロヨウラク花が道に散っている。上に上がれば、まだ期待できるだろうとあまり気にしないで先を急ぐ。

 自然観察路分岐付近から、タテヤマリンドウがポツリ・ポツリと現れる他は目立つお花は少ない。先導者に道を譲られながら、比較的ゆっくり昭和湖へ進む。昭和湖には3〜4パーティが集っていたが、5分もしないうちに出発して行った。10分ほど休んで我も腰を上げ、黙々と急登に挑む。両膝に腰の具合を庇いながら、ゆっくりと高度を稼ぐ。

 背の低い灌木帯を抜けると、傾斜も緩み視界も開ける。一息入れて周りを見渡せば、キンコウカが目立つ程度で華々しさは無い。そこから、やや緩い傾斜がしばらく続く。山頂に続く尾根を眺めながらしばらく進むと、オノエランやトキソウを見つける。しばし、ビデオや写真に収めながら小休止。

 10時少し過ぎ天狗平(天馬尾根分岐)に着く。そこではツリガネニンジンが花盛りだが、すぐ脇でアキノキリンソウがつぼみを大きくしていた。あと一週間ほどで咲き出しそうだ。北上からの登山者と談笑していると、阿部氏が下ってきて更に談笑。熊の足跡や大量の糞の話しに、進もうと思っていたルートに悩む。

 尾根は心地良い風が通り、快適に進む。霞んで見通しはあまりよく無いが、登る人・下る人みんな満足の様子。比較的若い登山者に、4〜5歳位の子供連れもいる。何だか頼もしい思いをしながら山頂に着く。しばらく山頂の風景を楽しみながら休憩して、下山のルートを考える。

 結局、膝の調子や運動不足の体力低下を考えて産沼へ下る事にした。久々に通るコースで、歩く人も少ないだろう・・と思って下っていると、若者5〜6名が後を追うように下ってきた。多少の丸木の階段はあるが、比較的安定した道になっている。立ち止まり、若者に道を譲るとスタスタと調子よく下っていった。そんなに急がなくても・・もう少し景色などを堪能いたらよいのに・・と負け惜しみ。後を少し追うと、真新しい温泉のパンフレットが落ちていた。ゴミではないが、拾って家まで持ち帰る。

 更に下ると、次から次と5名ほどの登山者とすれ違う。以外に人気のコースとなっているようだ。利用者がこんなにいっぱいなら熊除けのスズは入らないだろうと、途中でうるさいスズを外す。道の回りにはハクサンシャクナゲやミヤマホツツジが見頃を迎えていた。産沼に近づく頃ツルリンドウを見つけ、しばし撮影と周りの景色を楽しみながら小休止。

 産沼からは源流方面に少し進み、残雪とヒナザクラの群落を堪能する。雪渓の下部には、ワタスゲの群落が風に揺れている。雪渓の末端に行けば、もう少し別の花々も見られるかも知れないが、表面が溶けて滑りやすいので諦める。通人もなく静かなので、道脇の岩に座り込んで早めの昼食タイムとする。

 50分ほど昼食休憩を取り、重くなった腰を上げる。産沼に戻ると、ウラジロヨウラクにマルバシモツケが花盛り。沼とお花を堪能して先へ進む。暫くは灌木帯に入って、見通しは効かない。時折、灌木の枝が頭を擦りバランスを崩す。足下に続く岩の道にも手こずりながら慎重に下る。しばらく下りると、重装備の登山者3名ほどとすれ違う。この日の晩は、笊森山荘泊まりの様子だ。

 のんびり下って約30分、三途の川に着き、更に大休止を取る。実は、温泉まで下りたら阿部邸に寄ってDVDの機械をセットする予定。あまり早く行くと迷惑をかけそうなので、時間つぶしだ。とは言え、石に座ると尻が痛くなり早々に出発。苔平、お花畑で植物観賞しながら、ゆっくり進み14時に温泉到着となった。

 今の時期、あまりお花は期待できないと思っていたが、撮った写真を見ると結構な数となっていた。道も極端に荒れたところもなく、この日の最高気温35.8度とは雲泥の差、快適な山歩きとなった。しばらく甲羅干しをして、阿部邸にお邪魔して機械をセットして帰路に就いた。 阿部 記

コース時刻:温泉8:30−9:10昭和湖9:20−10:06天狗平10:23−10:45山頂10:55−11:38産沼12:30−12:57三途の川13:15−14:00温泉 


H24.7.19−20 富士山は「山行日記・富士山」へ移動しました。

H24.7.17 早池峰山は「山行日記・早池峰山夏」へ移動しました。

H24.6.30 駒止湿原は「山行日記。駒止湿原」へ移動しました。

H24.6.23 焼石岳は「山行日記・焼石岳」へ移動しました。

H24.5.19−20

栗駒山(須川岳) 参加者:森、吉家、浅沼、阿部

5/20 月山から鳥海山方面のパノラマ

5月19日 下見山行(山頂−笊森山荘経由)
7時30、吉家宅出発し厳美のコンビニで食料を調達をする。須川温泉手前から、ガスの中に突入。
9時05分、須川山頂に向けて温泉駐車場を出発する。
温泉建物側のコースを取り、点在するショウジョウバカマを見ながら坂を登りきると、雪渓が現れる。

昭和湖
お花畑を過ぎるとイワナシの花が現れる。すぐに残雪の道に変わり、自然観察路分岐にゼッタ沢徒渉点、更に地獄谷下部まで雪渓が続く。
昭和湖看板は写真の通り埋もれているが、広場の西側は地肌が出ている。
湖面は残雪に覆われている様子。小休止後、最大傾斜を一気に登り天狗平に向かう。
最大傾斜の上部で見つけた、イワナシの花。
次の雪渓から、赤い布きれの目印を立てながらガスの中を進む。

久しぶりに4人揃って証拠写真
雪渓は、昭和湖上部から天狗平約50m手前まで続いていた。
ガスで道(雪渓からの入口)を見失なって戻ってきた登山者を案内しながら天狗平〜山頂へと進む。
山頂から少し下ると、ガスが切れだして見通しも回復。
磐井川源流方面に向けて下る。
源流付近の残雪は、10m以上の絶壁となっている。
いつもの時期より雪解けが遅れている様子。
殆ど雪渓づたいに歩き、少々の沢歩きで源流水場に到着。
美味い水で喉を潤す。

産沼分岐手前の雪渓
笊森山荘まで足を延ばし、昼食を取る。
小屋内部は雪の進入跡もなく、良好に保たれていた。
1時間ほど時間をつぶして、産沼方面へと進む。
何時もと雪の付き方が違うのか、降雪が多かったのか、豊富な残雪の中快適に歩む。
雪渓に覆われた三途の川を過ぎると、青空が顔を出した。
自然観察路分岐の湿原(谷原)にはミズバショウが咲き出している。別の雪渓に回った吉家さんを待ちながら、しばしの休憩を取る。
ヒョイと足元を見るとワタスゲが花盛り。綿毛が付く頃には背高ノッポになっているが、5−6cmの小さな草丈。薄い黄色の花粉をいっぱい付けてドヤーッという感じ。
おいらん風呂にまわると、近くの岩にコメバツガザクラが一杯へばりついていた。
同じ岩にミネズオウも咲いて、花を競い合っている感じ。
おいらんコースのミネザクラは、丁度開花の時期。
マンサクの花も同時に咲き出していた。
お花見をして、下見山行は無事終了。

5月20日山開き
コース時刻:温泉9:05−9:44昭和湖9:53−10:32天狗平10:39−10:58山頂11:10−11:42源流水場11:48−11:58笊森山荘13:05−15:28温泉 各休憩時間込
20日、天気は終始快晴。
8時、安全祈願の神事が始まり、テープカットの後、8時30分ツアー客の登山が始まった。
25名のツアー客に、警察の方や市職員が付き添い快適に進む。
焼石岳をバックに、全員感激しながら雪渓歩きも満喫。

昭和湖
雪が詰まっていた湖面は、ポッカリと穴が開いていた。約24時間で、結構雪が溶けている様子。
昭和湖上部から雪田が天狗分岐少し手前まで繋がっていた。
11時、全員無事に山頂に到着。好天に恵まれて、360度の大展望を楽しんだ。

H24.4.29&5.5
4月29日 石裂山(おざくさん) 標高:879,4m、栃木県鹿沼市   山行者:沖

コースタイム: 西那須野7:00==(西那須野塩原・鹿沼は高速道;約77Km)==8:30加蘇山神社駐車場8:47---9:20千本桂9:22---10:18東剣ヶ峰(第一梯子)---10:21西剣ヶ峰(第二梯子)---10:40石裂山(879.4m)10:42---10:55月山(890m)11:10---12:00加蘇山神社駐車場12:15==(約80km) ==15:00西那須野


崩壊して明るい谷に変貌
 アカヤシオの時期にはやや遅いかなと懸念しつつ、今年は例年より季節の変化が遅いので見頃を期待して焼く10年ぶりに出かけてみた。自宅から鹿沼ICまで高速道路を利用して時間短縮を図る。心配された駐車場は辛うじて路肩駐車で何とか切り抜けて、久しぶりに登山靴に履き替えて加蘇山神社に参詣。山の安全等諸々の願い事を依頼して、太い杉木立に沿って登山道に合流する。


東剣ヶ峰(第一梯子)
 清滝を過ぎて千本桂の直下にある枝沢に来ると、薄暗かった小沢が見事に崩壊して明るい谷に変貌していて驚かされた。よく見ると沢上部は伐採されていて、それが原因かなと勝手に想像する。自然はちょっとしたバランスが崩れるだけで、大きく様相を異なってしまうようで、今盛んに行われている震災復興のための伐採なども、場所を変えて二次的な崩壊を招くかもしれないと懸念する。

 千本桂に到着。ここも根っこ周辺の保護のため立ち入り禁止になっているが、これらも少し前からの規制なのだろう。しかしどうしたのだろう、久々の山はすっかり体力が落ちていて、とにかく足があがらないのである。背中の荷物は無いに等しいほど軽いのに。


西剣ヶ峰にて
 中ノ宮で息を整えて、これから石裂山の核心部へ向かうための疲労回復を図る。そしてできるだけ鎖を使わないで岩角をホールドにして、慎重に高度をあげていく。加齢のせいかバランス感覚も悪くなったようで、身のこなしが随分素人っぽくなってしまった。何となく身体が岩に近づき過ぎて、足元がおぼつかない。

 今回はアカヤシオを目的にしているので、先行者を交す意味もあって奥宮をパスして左にルートを採る。登山口の案内板に示された岩場注意の場所に取り掛かる。何だかここでもバランスが悪くて、根っこや岩角を過度に掴み過ぎてしまう。足元が見づらくなって余計危険だと言うのに。


石裂山より男体山方面を望む
 何とか鎖場、アルミの梯子、ブリッジで難所を越えて、わずかにカタクリの咲く明るい斜面を登りきると、東剣ヶ峰に続く尾根に出る。ここまでくるともう大きな登りは無く、アカヤシオがどのくらい咲いているか期待の膨らむところだ。

 アカヤシオが咲いている。時期的にも丁度見頃のようで、色もそんなに褪せていない。しかし残念なことに花芽が少なくて豪勢なピンクに染まっていない。先を急ぐがやはりパラパラとしか咲いていない。東剣ヶ峰に到着。ここから西剣ヶ峰を見ても以前の美しさを知っているので、少しの花数では感動も伝わってこない。他の登山者は山が真っ赤だと感動しているが、自分自身に燃えるような感動は沸きあがらない。


月山の倒壊した祠
 西剣ヶ峰に到ってやっと石裂山らしいアカヤシオの群落が山肌を染めているのに出会えた。急なアルミ梯子を一気に降りてアカヤシオに染まる山肌を楽しむ。良いタイミングで来た事に自身の勘の正しかったことを納得する。


月山・山頂部のアカヤシオ
 呼吸を整える余裕も無く、ひたすら疲れた足を持ち上げながら何とか山頂の一角の石裂山に到着。ここには三等三角点(点名:尾鑿)が設置されている。しかし三角点はここにあるものの、この先の月山の方が標高も高いし景色も良い。またアカヤシオも多く咲いている。そのためちょっとだけ立ち寄って、三角点の頭にタッチしただけで再び縦走路に戻って最高地点の月山を目指す。足元にはイワウチワの花株は沢山あるが、花は見つけられなかった。

 やっと月山の山頂に到着。数人が昼食休憩をしている。山頂の雰囲気が何だか変だなと思ったら、何と祠が倒壊しているではないか。仕方なく倒壊した祠に手を合わせて、山の無事などいつもの呪文を唱える。そして見頃を迎えたアカヤシオを前景にして日光の山並みを眺める。女峰山、小真名子、大真名子、男体山へと山並みが続く。もっと左に日光白根山も見える。さらに左に視界をさえぎる大きくのっぺりした近場の山は横根山。今日は空気が爽やかで視界がよく、昼の時間帯にもかかわらず依然遠望が効いてありがたい。

 体調を鑑みて昼食はゆっくり採るよりも少しずつ歩きながらのほうが良いので、山頂であまり長居をせずにアカヤシオを見ながら急坂を慎重に下る。太腿がパンパンに張っているので、躓かないように十分気をつけながら亀足でのゆっくりを心がける。


   5月5日 月山 栃木県日光市   山行者:沖

 5月5日に栗山の月山を訪問。ダム下の広い駐車場には車が30台ほど。大半が山よりも写真目当ての模様。

 開花時期は丁度ですが、花芽が少なくてガックリ。がけ近くまで足を伸ばして踏み荒らされないところにピンクが濃く咲き誇っている。

 おかげで登り返しにくたびれてしまった。山は新緑でホント笑っているようでした。

ついでに雨上がりを期待して日立の海浜公園へ孫を連れて子守。ネモフィラが見ごろを迎えてバッチリでした。


大笹牧場から見た月山、夫婦山

下部ダム・今市方面を望む

女峰山遠望

花芽が少ない

みごとなアカヤシオ
ネモフィラがバッチリ! 観光客で賑わうひたち海浜公園

H24.4.25
     須川岳 偵察山行   登山者:吉家


除雪作業中
 4月25日、開通してませんが行ってきました。6時20分自宅出発、途中コンビニでオニギリを調達し一路真湯ゲートに向かう。ゲートの鍵を開け、重いゲートを開け半年ぶりの須川温泉に向かう。


温泉の作業員を乗せた雪上車
 7時30分 須川温泉 手前約200mでロタリー除雪車とブルが道を塞いでおり前進できない。ブルの先まで徒歩で行ってみるが、まだ除雪未完成で車を作業の邪魔にならない位置までバックし、パッキングして作業員の来るのを待つ。通行許可所と鍵を車に置き、8時12分出発しようとしている所に作業員が到着、車の件を話し登山開始する。

 10分ほど登ると、温泉の作業員を乗せた雪上車が登ってきたので避けて8時31分名残ヶ原通過。苔花平上部から須川山頂に向かっている雪渓にコースを取る。

 9時15分、昭和湖上部の脇付近で小休止。9時21分出発。いよいよ急な雪渓に向かいアルバイト開始。見た目では斜度が40度越えの感じがする。途中アップダウンを繰り返しながら、10時08分1464m地点で愚妻より12月から3月までの登山禁足令を掛けられた影響か、足の調子がいまいちいで痛み出す為休憩する。


頂上直下の苦労した所
 約10分ほど休憩し、調子を整え1540〜1600mのクロワール状の雪渓に取り付くが、気温が上昇してきて雪渓にクラックが多くでき歩きにくい。あげくに上部に雪庇が出来て、いつ雪崩が起きても不思議でない感じで、左手の岩側にルートを取り狭窄部を通過し1580mに出る。快晴だった天候が急変し一面のガスになり、視界10m以下となり山頂が確認出来ない。


駐車場の除雪作業
 GPSとコンパスで方位を確認し11時35分山頂到着。風とガスがマスマス濃くなり当初予定の笊森山荘行きを中止。11時48分下山開始する。相変わらず視界不良の為、天狗岩上部からの雪渓下降を諦める。宮城県側の雪渓上部を雪庇の踏み外しに注意しながら、苦労して秣分岐を12時18分通過して12時48分に昭和湖下で小休止。

 13時25分、湯気山到着。昼食を摂り14時須川温泉到着。温泉の支配人に挨拶し、14時13分駐車地点到着。今回ほど時間のかっかた山行はない。やはり歳かナァー。  吉家 記

コースタイム:自宅6:20→(真湯ゲート経由)須川温泉約200m手前7:30到着  8:12登山開始→名残ヶ原8:31通過→昭和湖と三途の川中間点9:08  9:21発→頂上直下1464m地点10:08着10:15発→山頂11:35着11:48発秣分岐通過12:18→昭和湖12:48着12:55発→湯気山到着13:25昼食13:45発→須川温泉14:00着→駐車地点14:13着

H23.12.17−18 五葉山・氷上山は「山行日記・五葉山」へ移動しました。

H23.11.20 砥森山は「山行日記・岩手の低山」へ移動しました。

H23.10.29 牛形山〜丸子峠は「山行日記・牛形山」へ移動しました。 

H23.10.8−9と10.16
10月8日   那須・沼原湿原−姥ヶ平

 4時にはもうロープウェイ上の駐車場は満車だったそうです。前夜から来て車中泊をしたというカメラマン夫妻から聞きました。混雑を避けて、沼ッ原から入って正解でした。

姥ヶ平付近より 大倉山・流石山方面

姥ヶ平付近より 茶臼岳

沼原・三斗小屋分岐方面に進む

沼原湿原


10月9日   安達太良山

 安達太良山のスキー場駐車場と第一駐車場は満車でしたが、その下に駐車できて、ゴンドラも並ぶほどではなく紅葉時期にしては順調でした。


ゴンドラ駅付近より

安達太良山 山頂部を望む

山頂より 磐梯山〜吾妻連峰遠望


10月16日   日光・小田代ヶ原他


小田代ヶ原 4年ぶりに現れた湖、向こう側中央に「貴婦人」が見える

 日光の秋は朝7時にいろは坂が渋滞するのが通例ですが、16日は前日からの降雨で朝まで時雨れてました。

 遅い朝でしたが、西の空が明るくなってきたので、急いで
支度をして日光に向けて出発。

 運よく渋滞も無く、天候も回復して
ラッキーなハイキングができました。小田代ヶ原は数年ぶりに冠水して、写真のとおりです。

お便り、全写真は沖氏提供
竜頭の滝(最下部)