Sekiyan's Notebook グローカルニュース

セキやんのグローカルニュース


第166号(2004年9月24日)

第167号(2004年10月8日)

第168号(2004年10月22日)

第169号(2004年11月5日)

第170号(2004年11月19日)

第166号(2004年9月24日)
<グローバルスペース>

胡錦濤時代到来
 中国共産党は江沢民・中央軍事委員会主席の辞任を認め、後任に胡錦濤・総書記(国家主席)を選出した。胡錦濤はこれにより、総書記に02年11月に選出され翌年3月に就任してから約1年半の間、政治局や国務院を着々と固め、そして満を持して今回は権力の象徴である軍を掌握する立場に就いた。

セキやんひとこと:引き際が潔かった朱鎔基に比べ、今回辞任した江沢民は権力への未練が指摘されていたから、中国はいよいよこれで名実共に胡錦濤の采配で動くことになる。ただし、ロシアのプーチンがチェチェン強硬策で評価されながら最近ほころびが見えるように、胡錦濤もかつてチベット対応で功績を認められた経緯から、今は落ち着いている彼の地を混乱に陥れる愚を犯さないで欲しい。
目は口ほどに
 国内のみでなく、世界に恥をさらした球団機構側。選手会の真摯な態度と対比され、よけいに不誠実さが際立った。交渉決裂前後の会見の画面でクローズアップされる目は、中空に浮き妙におどおどしていた。腹に一物がなければ、あんな目つきにならない。片や、選手たちはファンの気持ちに後ろ髪を引かれながらも、今後の球界の在り方に思いをはせてストに突入した先週、総出でファンと握手する姿があった。

セキやんひとこと:いっそ、合併2球団のオーナーは新規参入を希望している2社に経営権を譲って身軽になる手もあるし、さらに球界の盟(迷)主のYも、シダックスあたりと入れ替われば良いかも。本気でやると腹を決め(?)双方向の議論が始まった今、その目つきと精神状態はようやく平静に戻ったようだ。
<ローカルスペース>
合併市の名称
 秋田県能代地域の新名称「白神市」をめぐって、青森県の関係者などから待ったがかかった。当の能代地域合併関係自治体は、1つたりとも白神ゾーンに入っている自治体はないというから、それも当然だ。また、岩手県北三町村による合併市の「八幡平市」についても、秋田県鹿角市側からクレームがついている。

セキやんひとこと:テレビで女性コメンテーターが言っていたが、「どうしてもこだわるなら、南白神市にしたら・・・」などは意外に妙案かも知れない。一方、「八幡平市」は比較的妥当な印象を受けるが、これも占有面積からすると当該町村は、(十和田を除く)八幡平国立公園の半分以下となってしまうからややこしい。
陸中海岸のホテルに企業再生ファンド
 宮古市の浄土ケ浜パークホテルの経営を、北日本銀行などが設立した北東北地方企業再生支援ファンドが、第1号案件として支援する。経営ネックの売却債権を再生支援ファンドが時価で買い取り、優先的に返済を要する優先部分に充てる2〜3億円の資金を、同行と東北銀行、宮古信用金庫、商工組合中央金庫、中小企業金融公庫で組織する協調支援金融団が融資する。そして経営改善後に劣後部分をじっくり返済するという仕組みで、地方ファンドと複数の金融機関が連携する支援枠組みは東北では初めて。

セキやんひとこと:地方にも外資系投資家の影響が出てきて、その対抗策として実現した。この案件も、一部の県外金融機関がホテルへの数億円の貸出債権を外資系などに売却したことが発端となった。地理的にはローカルであっても、まぎれもなく経済はグローバルな影響を受けているということだ。

第167号(2004年10月8日)
<グローバルスペース>

かえってきた!たまごっちプラス
 潟oンダイが3月に復活発売した新型たまごっちは、この半年で300万個と年間販売目標の200万個を早くもクリアし、ネーミングの通り、よみがえった。これは5月から投入した海外市場で200万個販売したことが、大きな要因となった。内訳は、フランスはじめユーロ圏で100万個、アメリカなどの北米で80万個、中国および東南アジアで20万個。尚、前回96年に発売のものは国内外で4000万個売れたとのこと。

セキやんひとこと:そういえば、当時はプレミアムまでつく極限の品薄状態で、小学生だった三人娘が苦労して手に入れたのを思い出す。その長女は短大生となったが、今回も懲りずに復活と同時にいち早く買っていじっていた。でも、半年経った今はまた同じく引き出しの中?親と同じで、進歩のあとが無いようだ。
かつて政府出資の電源開発が上場
 電源開発(Jパワー)は電源開発促進法による政府出資の株式会社として、筆者と同じ1952年に生まれた。そのJパワーが6日に東証一部に上場し、9時15分には売り出し価格の2700円を4%上回る2795円の初値を付け、政府系ファンドと電力9社が保有していた約1億4000万株の全株を売り出したことから、公開時の市場からの調達金額は約3750億円で、2月の新生銀行(2500億円)を上回り今年最大となった。

セキやんひとこと:今年の株式公開は大盛況だ。本県でもこの18日に、実に7年ぶりとなる公開を予定している企業があり、今から初値が楽しみだ。もちろんこの企業は純民間企業で、苦節21年の社長以下の粘り強い意志には、頭が下がる。これを契機として、県内企業でも株式公開に弾みがつくことを期待したい。
<ローカルスペース>
いわて型ペレットストーブにGマーク
 (財)日本産業デザイン振興会から2004年度のグッドデザイン賞1263件が10月1日に発表され、本県工業技術センターのスタッフがデザインした「バイオマスストーブ」も受賞対象となった。審査委員によると、資源を無駄にせずに利用する新エネルギーのへの取り組みをインテリアになじませ、ストーブの機能性に加えてオーブンが組み込まれているなどの生活面での配慮が感じられたとのこと。

セキやんひとこと:地方発商品の最大の課題は、いかにして販路を獲得していくかということ。工技センター長によると、今回は拡販活動の前提として戦略的にGマークを取りに行ったということで、受賞の意義は大きい。ちなみに、商品開発のパートナーも業界の国内大手ということで、仕掛けについては申しぶんなく、あとは売るだけ。詳細は、2004年度のグッドデザイン賞のホームページをご覧あれ。
遠野市の仕掛け  −岩手日報ほか−
 国の地域再生計画の認定を受けた「日本のふるさと再生計画」の中核事業として、遠野地域ビジネス支援システム事業がスタートした。市民から提案があった350件の中から17テーマを選び、本年度中の実現を目指す。今後は再生マネージャーに予定されている民間専門スタッフが指導にあたり、さらに企業経営者などで構成する同ビジネス支援委員会が積極的に後押しする構えだ。

セキやんひとこと:1億円の「遠野元気ファンド」も来年度に立ち上げ、文字通り経営資源の三要素に、継続的かつ密着した関わりを持つ仕組みが整った。トップの熱い思いが地域に伝播していく。

第168号(2004年10月22日)
<グローバルスペース>

有権者登録制度
 ブッシュかケリーか、泣いても笑っても11月2日には投票が行われ、そして結果が出ることになる。ここに来て、激戦州での有権者登録数が急増している。米国では住民登録制度がないため地元の選挙管理委員会に有権者登録しなければ投票できないが、登録済みは投票有資格者の約8割程度と見られる。

セキやんひとこと:権利は与えられるものではなく、自ら勝ち取るものだということ。この辺りは、さすがフロンティアスピリットの血が脈々と受け継がれるアメリカらしい。
<ローカルスペース>
ワイズマン初値170万円
 盛岡市を本社とする潟純Cズマンは、岩手県内に本社を置く企業として金融機関を含めると7年ぶり、金融機関を除くと1994年10月の潟Wョイス以来ちょうど10年ぶりとなる株式上場を果たした。18日にジャスダック市場で公募価格150万円を20万円上回る待望の初値をつけた。福祉、医療向けコンピューターソフト開発販売の同社は、南舘社長以下の頑張りで設立以来21年を経て念願を果たした。今回得られた資金は、同社の基本コンセプトである「良いシステム」の開発に当てるという。
詳細は、ジャスダックトップページの新規上場会社トップインタビュー欄ご参照下さい。

セキやんひとこと:やはり本県に縁のある(グループの中核子会社が江刺市にある)竃ュ徳が、同じくジャスダックに20日上場を果たし、岩手県関連企業による連日の朗報だ。こうした刺激を受けて、県内の前向き社長群は自らの事業にさらに情熱を注ぎ込むという好循環が起きてくる予感がする。
木質ペレットにお墨付き
 前167号でペレットストーブがGマークを取得して市場への参入に弾みがついたことをお知らせしたが、今度はその燃料である木質ペレットに対して、岩手県の「再生資源利用認定製品」のお墨付きがついた。これは、県内でペレット製造についての先導役である2事業者が製造したペレットに関して有害な廃棄物を使用していないというものだが、ユーザー側の不安要素であるペレット燃焼による有害物質の発生への危惧を取り払う効果はありそうだ。これで、ウツワもタマも両方揃ったことになる。

セキやんひとこと:行政主導としては大変画期的な進め方であり、商品を市場に展開する際のポイントを良く心得た戦略本位の部署の垣根を乗り越えた横断展開だ。これは、岩手・木質バイオマス研究会をはじめ関係各位の努力の積み重ねの大きな成果といえるだろう。
続、遠野市の仕掛け
 同じく前号で取り上げた遠野市の再生マネージャーを「いわてファンド」運営企業であるフューチャーベンチャーキャピタル鰍ェ正式に請け負った。この地域再生マネージャー制度は総務省所管のふるさと財団の助成事業で、北海道で唯一採択された上士幌町が加森観光と、鬼怒川・川治温泉はJTBを中心として編成した「藤原町地域再生支援グループ」と委託契約を結んでいる。

セキやんひとこと:制度の発足に当たって、総務省はマネージャー候補をリストアップして各自治体からの引き合いに備えたが、個人で受託するには軒並み重過ぎるテーマとなっており、企業との契約が主流だ。

第169号(2004年11月5日)
<グローバルスペース>

ブッシュ再選
 4年前にはフロリダ州で約1ヶ月すったもんだの末、ブッシュが勝った。当時はパンチ式の投票カードが物議をかもしたが、今回はオハイオ州の暫定投票数が両候補者の得票差を上回ったことで、もつれた印象を残した。結局今度もケリーの敗北宣言で、ブッシュにとっては2匹目のドジョウがいたことになった。

セキやんひとこと:もっとも、ブッシュがもう少し思慮深ければ、結果は圧勝だったろうに・・・。けれど、アメリカ人の選択に日本が盲従する必要はまったくないですよね?首相になった途端なぜか靖国に固執しアジアの忠告には耳をふさぐ小泉さ〜ん、そしてブッシュになって困らないで済む武部さ〜ん。
天変地異そして人災
 地球規模での異常気象の中、日本では台風や地震など圧倒的な自然の猛威の前に人々は言葉を失っている。さらにイラクでの香田さんの悲報に無為無策な政府当局への失望感が蔓延している。

セキやんひとこと:自然にはかなわないからこそ、国土保全の知恵が必要だし、言語道断の輩がいるからこそ、話し合いの絆をつなぐ外交力が必要なのではないか。だからこそ国民は行政府に任せているのだ。
<ローカルスペース>
NBA田臥と教育賞
 日本人として初の米プロバスケットボールNBAプレーヤーとなったサンズの田臥勇太選手が、本拠地フェニックスで行われた3日のホークス開幕戦に出場し、3点シュートなどを決めサンズの勝利に貢献した。時同じくして、その母校の秋田県能代工高生徒会は、第6回朝日のびのび教育賞を受賞した。3年ほど前「能代工業だからできることをしようよ」からはじまった交流の輪「みんなのバスケ」が大きく広がり、当初のバスケ部の華麗なプレー披露型から、車椅子バスケの真剣勝負などの参加型に進化した。

セキやんひとこと:173cmの田臥選手はバスケ選手としては致命的ともなる身長ハンデを、持ち味のスピードで乗り越え昨年の屈辱を跳ね返した。また、能代工高の生徒会を中心としたボランティア・スタッフは障害者やお年寄りとのふれあいを糧に裏方で活躍している。共に、信ずるところを目指す姿は神々しい。
楽天、東北に見参
 プロ野球新球団としては高橋ユニオンズ以来50年ぶり、かつ東北を拠点とした球団としてはロッテ以来約30年ぶりとなる球団が、東北楽天ゴールンイーグルスに決まった。ちなみに高橋ユニオンズは、1954年当時やはり奇数の7球団で窮屈な運営がなされていたパリーグを円滑なものにしたいとの狙いから、開幕前に急遽結成されたが、成績不振などで57年の春季キャンプ中に解散した。この時、選手たちは実質合併した大映に30名引き取られたほか、東映に6名、近鉄に4名移籍した。尚、ロッテは東京スタジアムの閉鎖に伴い73年から77年まで仙台宮城球場を実質的な本拠地としていたが、地域権というのが東京都にあったため仙台はあくまでも準フランチャイズ扱いされ、中日を破って日本一になった74年の日本シリーズも施設面の問題から後楽園球場で行われた経緯がある。

セキやんひとこと:高橋ユニオンズの選手には、爽やか解説でお馴染みの佐々木信也氏や解散直前に交通事故死した300勝投手スタルヒンなどもいた。何はともあれ、楽天はライブドアの分も頑張って欲しい。

第170号(2004年11月19日)
<グローバルスペース>

米、人民元の切り上げ要請
 ブッシュ大統領は、胡錦濤主席との20日の首脳会談で、対ドルに対して固定相場の人民元制度を改革するよう重ねて申し入れする模様だ。既に10月の電話会談で胡主席は改革に向けての努力を継続すると表明していること、米が5000億円超の年間経常赤字を抱えるなど、いよいよ情勢は煮詰まってきた。

セキやんひとこと:利にさとい中国国民の間では、早速保有している米ドルを人民元に交換する動きが加速し、上海あたりの銀行では長蛇の列ができているようだが、大中国の対応はいかに?
高知工科大学がZnOフォーラム
 スピード感と実行力に定評のある高知工科大学が、酸化亜鉛(ZnO)を利用した新型半導体開発に関心を持つ企業などと連携して「ZnOフォーラム21」を立ち上げる。高知工科大はじめ愛媛大、宮崎大、青学大、産総研などが取り組んでいる反応性プラズマ蒸着法(RPD法)の特長を生かし、導電膜の品質安定化や省エネ化・クリーン化などを狙っているようだ。酸化亜鉛の研究開発は、まさに花盛りで国内だけにとどまらず欧米などでもそれぞれプロジェクトが立ち上げられている。

セキやんひとこと:今は最大用途がゴムの添加剤であるZnOだが、将来は化けるかもしれない。同時多発的に研究が進められているが、お互い「美味しいところ」を出し合えれば、実用化に弾みがつくのだが・・・
ドラフトが?話題
 今年のドラフトでは82選手が指名された。横浜が東大の本格派松家投手を指名し、阪神も15歳の辻本投手を指名するなど話題は盛りだくさんだが、肝心のペナントレースも来季は大いに盛り上がって欲しい。

セキやんひとこと:昭和40年の第1回では、なんと「悪太郎」こと堀内監督が巨人の1位指名だった。
<ローカルスペース>
東北高校生のドラフト3羽ガラス
 今春の甲子園選抜大会に21世紀枠や希望枠を含めた東北からの出場校のエースピッチャーが揃ってドラフト指名された。東北高のダルビッシュ投手は日ハム1巡目、秋田商高の佐藤投手は広島1巡目、一関一高の木村投手は巨人5巡目と、いずれも高評価を受けた。特に、地元一関の木村投手には、本人が言うように「21世紀枠出場を築き上げてくれたOBに感謝する」という初心を忘れずに精進してもらいたい。

セキやんひとこと:そのOB会長のS氏は人格者のお一人だが、春の甲子園から帰った直後から体調を崩して現在仙台に入院中だ。18日夕に見舞った際は先月より調子良さそうだったが、後輩の指名をちょっと心配しながらも喜んでいた。この朗報が氏の持ち前の気力を支え、快復に向かって欲しいと心から願う。
お買い物コンシェルジェ
 セルプ商品(障害者福祉施設・作業所で作られる意)中心に、主婦の目線で選択し、コンセプトは「体と地球にやさしい」「良品である」「消費者が喜ぶ」という商品を集めたWebショップを、企業組合が立ち上げた。

セキやんひとこと:思いは、良し。あとは、事業の厳しさに立ち向かっていくことに関心は移る。詳細は、企業組合ホームページトップ当企業組合のホームページトップから、参照されたし。

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