9月16日(土)

およそ2週間、室根山頂付近は雲の下もしくは雲の中でした。
短い時間でしたが、昼と夜それぞれ雲が減少してくれました。
大気中に水蒸気が多いと星の光も屈折や乱反射で条件は良くありません。
傾向として、淡い星雲は、その存在すら認識できなくなります。
ところが、年に何度か、逆に見やすくなる日があります。
その該当日でした。私はその理由を知りません。
D=150mm L=1,800mm 2023.09.16 19:38:08 ISO_3200 135s
およそ2週間、室根山頂付近は雲の下もしくは雲の中でした。
短い時間でしたが、昼と夜それぞれ雲が減少してくれました。
大気中に水蒸気が多いと星の光も屈折や乱反射で条件は良くありません。
傾向として、淡い星雲は、その存在すら認識できなくなります。
ところが、年に何度か、逆に見やすくなる日があります。
その該当日でした。私はその理由を知りません。
D=150mm L=1,800mm 2023.09.16 19:38:08 ISO_3200 135s
9月に入っても大気に水蒸気の多い状態が続いています。
秋の星座と呼ばれる方向は1等星が少なく、肉眼では落ち着いた星空に感じます。
薄雲が流れていても、その色で存在感を放っていたアンドロメダ座”青い雪だるま星雲”。
大気の状態が良くなれば、さらに複雑な濃淡を確認できます。
近くには、はくちょう座”まゆ星雲”や”アンドロメダ大銀河”とさんかく座”M33銀河”。
この時期は、夏の星座もまだ高度の高い位置で観望できます。
D=500mm L=6,000mm 2023.09.03 20:50:00 ISO_3200 45s
ようやく、閉館時刻間際に観望対象に入り始めました。
とはいえ、高度が低い状態なのでクリアにお見せできません。
「リングの傾斜角が大分浅くなった」という印象は分かります。
開館時間内で見栄えが良くなるのはもう少し先になります。
今日の時点で、南中時刻は深夜01:22です。
視覚的なリング消失と実質のリング消失を意識する時代になりました。
D=500mm L=6,000mm 2023.08.03 21:13:00 ISO_800 1/60s
昨年は太陽全体像の視野では黒点を認識できない日もありました。
今年はオープンから、連日認識できています。
完全に静寂期を脱出した印象です。
大気の透明度が良いとフレアーやその痕跡が認識できます。
フィルターを通しても黒点の傍で白く輝いています。
プロミネンスも盛大です。
D=120mm L=600mm Hα 2023.07.06 14:46:36 ISO_400 1/80s
終日、薄雲が広がっていました。
薄雲が目立たないタイミングで金星の裸眼認識にトライ。
敢え無く、挫折。
望遠鏡の目視でも、揺らぎや滲みを感じます。
気が付けば、飛行機雲も盛大でした。
濃紺の青空なら、星々も、躑躅も、映えるのに・・・。
D=500mm L=6,000mm 2023.06.01 14:33:00 ISO_100 1/250s
日本列島の東北に位置する「きらら室根山天文台」では苦手なケンタウルス座。
赤道座標の南側に存在していて、僅かしか姿を現しません。
しかも、大気は透明度の低い日が続いています。
電波源としても有名なNGC5128銀河。
条件の良い日は、楕円銀河を横切る複雑な暗黒帯に恐怖すら感じます。
本日は、銀河中心部と横切る影を認識する程度の観望でした。
D=500mm L=6,000mm 2023.05.12 20:57:40 ISO3,200 45s
本日より、今年度の再開です。
初日は、黄砂に見舞われました。
衝から4か月が過ぎた火星です。
外惑星とはいえ、隣の惑星なので想像以上に欠けています。
砂塵が舞う惑星から、砂塵の舞う惑星を眺めているのですね。
青空に赤い星は、映えます。
D=500mm L=6,000mm 2023.04.13 17:20:00 ISO100 1/125s